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Core Ultra 9とGeforce RTX 4070を備えたNUCが登場!ASUS NUC新製品が国内発売

2024年05月22日 18時30分更新

左からASUS JAPAN NUCプロダクトマネージャー Bokun Fu氏、ASUS APAC Senior Business Development Director William Goh氏、インテル 技術本部 部長 工学博士 安住 健一朗氏

 ASUS JAPANは5月21日、東京都・上野の「esports Style UENO」にて「ASUS NUC」シリーズに関する発表会を開催。国内向けにASUS NUCシリーズ3製品と「ROG NUC」2モデルの発売を発表した。

 今回発表された製品はビジネス向けモデルの「ASUS NUC 14 Pro」「ASUS NUC 14 Pro+」、産業用モデルの「ASUS NUC 13 Rugged Kit」、ゲーミングモデルのROG NUC。ASUS NUCシリーズは5月21日より各代理店にて順次受注受付開始、ROG NUCは7月販売予定となっている。

 なお、これまでインテルより販売されていたIntel NUC 13 ProなどNUCシリーズの製品はASUSが引継ぎ、Intel NUCからASUS NUCと名称を変更。ゲーミングモデルのNUCはROG NUCとしてラインアップするという。

コンパクトでツールレス設計の2製品

 ASUS NUC 14 Proはコンパクトなスリムモデルと、2.5インチのSATA SSD/HDDを搭載できるトールモデルの2モデル。CPUには、Core Ultra 7 155H/Core Ultra 5 135H/Core Ultra 5 125Hを搭載できる。メモリーは最大96GB、ストレージはM.2 2280×1とM.2 2242×1。

 トールモデルはも内蔵可能となっており、サイズはスリムがおよそ幅117×奥行112×高さ37mm、トールがおよそ幅117×奥行112×高さ54mm。

I/Oポート配置

 ASUS NUC 14 Pro+は、Core Ultra 9 185H/Core Ultra 7 155H/Core Ultra 5 125Hを搭載可能。上部分はアルミとなっており、排熱性とデザインを両立させているという。メモリーは最大96GB、ストレージはM.2 2280×1とM.2 2242×1。サイズはおよそ幅144×奥行112×高さ41mm。

I/Oポート配置

ASUS NUC 14 Pro+の内部。ツールレスで開けられる

ASUS NUC 14 Proの内部。こちらもツールレスで開閉可能だ

 なお、14 Proと14 Pro+はいずれも工具無しで組立ができるツールレス設計を採用。裏側にあるツメをカチッと動かすことで、簡単に蓋を取り外しできる。ProとPro+では蓋やパーツの取り付け方、細部が異なっているが、どちらもパーツを取り付けやすい構造になっている。

サイネージや端末向けの産業向けNUC

 ASUS NUC 13 Ruggedはデジタルサイネージやキオスク端末向けの産業用モデル。スリムモデルとトールモデルの2モデルとなっており、ショートはインテル プロセッサー N50、トールがAtom x7211EまたはAtom x7425Eを採用。トールモデルはヒートシンクも備えている。

I/Oポート配置

縦にも置けるゲーミング向けNUC

 ROG NUCは「RNUC14SRKU9189AJI」と「RNUC14SRKU7168AJI」の2モデルを発表。RNUC14SRKU9189AJIはCore Ultra 9 185HとGeforce RTX 4070、メモリー32GBを搭載し、ストレージは1TB。RNUC14SRKU7168AJIはCore Ultra 7 155HとGeforce RTX 4060、メモリー16GBを搭載し、ストレージは512GBとなっている。

I/Oポート配置

 また、スタンドが付いておりコンシューマー型のゲーム機のように縦で置くことも可能。本体サイズはおよそ幅270×奥行180×50mm。置き場所を選ばないデザインとなっている。

 市場想定価格はRNUC14SRKU9189AJIが35万5600円の見込みで、RNUC14SRKU7168AJIが27万6600円の見込み。

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