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扱いが難しいけど音がイイ! 手乗りサイズの真空管アンプキット

2024年05月17日 10時00分更新

 扱いにやや難があるものの魅力的なサウンドが楽しめるという、超コンパクトサイズの真空管アンプキット「ころがし屋」が千石電商 秋葉原本店で販売中。「藍パパ」氏による同人ハードウェアで、価格は3680円だ。

手乗りサイズながら面白いサウンドが楽しめるという、真空管アンプを組み立てるキット。初入荷以来人気になっており、初回分は早々に完売し追加分が再入荷した

 同氏が手がける手乗りサイズのコンパクトな真空管アンプキット「CHORO 球」シリーズの新モデル。「可愛いルックスから到底、想像できない暴力的利得とノイズ・・・そして熱いサウンド!」がトピックで、扱いに難しさがある一方で真空管アンプ入門者として一度は聴いておきたいという、“熱いサウンド”が魅力だ。

 低電圧駆動の真空管アンプで定番になっているYAHA基板準拠の回路。利得が非常に高く電源ノイズも多いという特徴がある。資料を参考に(部品調達を含め)組み立てが可能な人を対象とした、中上級者向けキットだ。

「暴力的利得とノイズの多さ」という特性をどう克服するかはユーザー次第。ノイズを抑えるフィルター基板も同時に入荷しており、店頭では同時買いする人が多いようだ

 真空管は6AK5/12AU7/6DJ8/6111など、各専用基板を使用して多くの球に対応。電源はモバイルバッテリーにも対応するものの、ノイズを拾いやすいため専用の電池ボックス使用が推奨されている。

 また、本体にスタックして組み立てる専用の「電源フィルター基板」(1580円)も同時に入荷。電源ノイズを低減し、ACアダプターやモバイルバッテリーで使用可能なレベルまでノイズ問題を改善できるという。

【取材協力】

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