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【今月の自作PCレシピ】ゲーム特化CPUとピラーレスケースで組む旬なPC

2024年05月19日 13時00分更新

高いゲーミングパフォーマンスと旬な魅せる要素を実現

 高クロックで動作する一部のCoreプロセッサーを使用しているユーザーから、ゲームが落ちるようになったなどの不具合報告がネット上で話題になり、「Core i9/i7ってなにか問題あるんでしょ?」といった感じで、あまりPCに詳しくない人にも認識されつつあるという。一部のマザーボードにおいてデフォルトのクロック、電圧、電力などの設定が、かなり攻めた設定だったのが一因とみる話もあるが、不安要素があるなら避けたいと考える人は多い。

 そんなパーツ一式相談時の声もあり、今回のゲーミングマシンにはAMDのゲーム特化CPU「Ryzen 7 7800X3D」をチョイス。Socket AM5を採用しているので、次世代CPUが出てもそのまま使えるであろう将来性を確保している。

Socket AM5プラットフォームのゲーム特化CPUとなるRyzen 7 7800X3D。8コア/16スレッドで、軽い写真、動画の編集も快適

 ゲーミングPCのキモとなるビデオカードも気になるが、ピラーレスケースを組み合わせているところも本レシピの大きなトピックだ。コストパフォーマンスにもこだわりがある紅谷さんが選んだのは、標準で4基のアドレサブルRGBファンが搭載されているうえ、面倒な配線もPWM&RGB LEDハブに接続済みというAntec「Constellation C3 ARGB」だ。

 3基のアドレサブルRGBラジエーターファンを備える水冷CPUクーラーProArtist「GRATIFY AIO5 Black」は、紅谷さんを含むTSUKUMO eX.6階スタッフの推しパーツ。これを組み合わせることで、追加予算を必要とせずにピラーレスケースを最大限に彩れるわけだ。そのうえ「Constellation C3 ARGB」はピラーレスケースとしては、スリムなデザインなのもポイント。ディスプレーの横にも比較的設置しやすい。

Antec「Constellation C3 ARGB」。同店ではホワイトモデルを展示中だ。6月4日まで1万4510円の特価で販売中だ

LEDが映えるブラックモデルで構成している。好みの問題なので、流行のホワイトモデルを選択してもいい

サイドに120mm径アドレサブルRGBファンを3基搭載するほか、電源ユニット搭載部にもLEDギミックを備える

筐体幅は210mmと、一般的なミドルタワーケースクラスの幅になっている

分かりやすいマニュアルで、初めての組むユーザーにもおすすめできるProArtist「GRATIFY AIO5」

同店の鉄板水冷ユニットのひとつ。360mmラジエーターで、冷却性能に不足なし

ウォータブロックのトップには、水温を表示するギミックを内蔵する

電源ユニットは、80PLSU GOLD認証取得するCorsair「RM850e」。容量850Wで、12VHPWR変換ケーブルが付属する

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