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i☆Ris 10周年プロジェクトの集大成、劇場版アニメ完成披露プレミア上映会&山北早紀さんインタビュー!

2024年05月19日 11時00分更新

文● MOVIEW 清水 編集● ASCII

主題歌は歴代最強曲と言っていい名曲!
i☆Risリーダー山北早紀さんが
劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」を語る

 メンバーに徹底取材し、リアル×ファンタジー×ライブという体感系ムービーとして完成した劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」。登場するi☆Risが自分自身をキャラクターとして演じながらファンタジー世界で冒険する、これまでにない映画となった本作について、i☆Risのリーダーである山北早紀さんにお話をうかがった。

山北早紀さん

――まずは本作が完成した今の率直な感想をお聴かせください

山北早紀さん(以下、同) 劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」が発表されたのは10周年ライブなので、それから1年以上かかって準備してようやく完成しました。すごくうれしいという気持ちと、早くみなさんに見てほしいなと思う、いい作品になったと思います。

――初めて本作について話を聞いたときの印象は?

 会議室に呼ばれて、劇場版やりますと言われて、どういうこと? と思いました。10周年ということで、アイドルグループだったら「大きな会場でライブやります」というような企画かなと思ったら劇場版と言われてハテナ? という空気感でした。細かく内容を聞いたときには、これはi☆Risでないとできないとは思ったのですが、最初は不安も大きかったです。

――今回メンバー徹底取材とのことですが

 制作スタッフの皆さんが私たちのことをすべて知っているわけではないので、1人ずつインタビューしていただいて、自分のことを話したり、マネージャーや関係者に取材して脚本を作っていただいたのですが、ここまで私たちのキャラを分析して台本にできるんだと驚きました。

山北早紀さん

――メンバーそれぞれのエピソードも描かれてますね

 事前に、過去の辛かったことなどをアンケートで答えました。メンバーのエピソードは知らなかったので台本になって初めて知りました。アンケートに書いたことがあんなにわかりやすく台本に書かれているとは思っていなかったし、異世界へ行く内容なので現実と違う部分もあるのに、とてもうまく現実の要素が落とし込まれてましたね。脚本家の福田さんがホントにすごいと思いました。

辛かったエピソードを5つくらい挙げて、作品内に1つ採用
「残りは内緒です(笑)」

――アンケートに書かれていたことがしっかり書かれていたと

 辛かったエピソードを5つくらい書いたのですが、その中から1つ描かれていました。

――選ばれなかったエピソードの内容は?

 アニメでは描けなさそうというか、映像化されるといろいろ問題あったかもということで内緒です(笑)。

――山北さんを描いたアニメのキャラクターの印象はいかがでしたか

 周りからめっちゃ似てるよと太鼓判押されて、私ってこんなにかわいいんだって思いました(笑)。他のメンバーのキャラクターもすごく特徴捉えてると思います。みゆたんはクールな美人系だし、ひみはツインテールはしてないけど違うギャップで可愛いと思いました。自分のキャラはいつもどおりというか、自分らしかったですね。

i☆Ris the Movie - Full Energy!! -
i☆Ris the Movie - Full Energy!! -

――自分のキャラに声を当てるというのはどんな感じですか

 私もどうなるんだろうと思っていたのですが、ここをこうしようということはあまり意識せずに台本を読んだときの感情でやろうと思いました。メンバーによってはいつもよりデフォルメしたり、そのまま演じるメンバーもいたり、5人それぞれだったと思います。私はリアルな自分を届けたい派なので、5人の中でいちばんリアリティーがあったかなと思っています。

i☆Ris the Movie - Full Energy!! -

――お気に入りのシーンは?

 映画全体お気に入りですが、強いて挙げると私の首に巻いてるリボンについてのシーンですね。どういうシーンかは映画を見ていただくとして、i☆Risって普段はメンバー間で弱みを見せない人の集まりなのですが、そのリボンのシーンはそういう意味でもエモかったです。

――楽屋のシーンはメンバーの個性が出ていましたが、普段の雰囲気ですか?

 さすがにひみがコサックダンスしていませんが、描かれ方は当てはまってますね。飲み物とか、一人でゲームしてるとか、それぞれが好きなことして過ごしてる感じです。楽屋で各々確認して、ステージにはいつもギリギリで行きます(笑)。

山北早紀さん

――完成披露プレミア上映会でも話題になってましたがアフレコ現場はどのような雰囲気でしたか?

 今回キャスト表をいただいたら、すごい人数だったので、別録りなのかと思っていたのですが全員一緒にアフレコでした。マイク4本に3列くらい椅子が並べられて、1学級分の人がいるんじゃないかというくらいで。

 その中には大御所の方がいらっしゃるし、私たちより後輩だったり、新人の子たちがキラキラした眼差しで見ていたりするのでプレッシャーに耐えながら、内心ドキドキでした。メンバーがみんないてよかったです。数ある仕事の中でアフレコはもっとも緊張する仕事なので、今回大人数でやるとわかったので事前にものすごく練習しました。

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