Lepton Hydro WSZ790をレビュー
高負荷時でも40dB未満、14900Kは91度でRTX 4080 SUPERは約56度!次世代WSの神バランス
2024年05月11日 10時00分更新
画像生成AI利用時でも頼りになる性能と冷却力
Lepton Hydro WSZ790はAIを活用した高負荷なワークロードも想定されている。そこで、GPUに負荷をかける「UL Procyon」のAI画像生成ベンチマークを試してみた。
こちらは「Stable Diffusion」を活用したベンチマークで、実行には一定容量以上のVRAMを搭載したGPUが必要となるが、GeForce RTX 4080 SUPERであればまったく問題ない。
![高負荷時でも40dB未満、14900Kは91度でRTX 4080 SUPERは約56度!次世代WSの神バランス](https://ascii.jp/img/2024/05/09/3729145/xl/d18e623ce3f8775f.jpg)
「UL Procyon」の「AI Image Generation Benchmark」。ローカル環境で使える画像生成AIとして人気の「Stable Diffusion」を活用するテストだ。こちらもHWiNFO64 ProでGPUをモニタリングした
スコアーは3427と優秀で、実行中のGPU温度は平均46.8度・最大55.8度と余裕があった。解像度は「512×512ドット」と「1024×1024ドット」の両方で試したが、いずれのテストでもGPU温度は60度に届かないレベルに留まった。
ホットスポット温度も70度は超えていない。空冷のGeForce RTX 4080 SUPERではちょっと考えにくいほどの低温であり、そこにメリットを感じられるのであれば、Lepton Hydro WSZ790は極めて魅力的な選択肢と言えるだろう。
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