パナソニックは5月8日、4K有機ELテレビ3機種6モデルと液晶テレビ3機種7モデルを発売すると発表した。全モデルにFire TVを搭載し、4K有機ELテレビのフラグシップZ95Aシリーズは、65型と55型の2サイズで展開する。価格はすべてオープンプライス。各モデルの予想実売価格と発売予定日は下記の通り。
有機ELテレビ
「TH-65Z95A」(65型:52万円前後)6月21日発売予定
「TH-55Z95A」(55型:37万円前後)6月21日発売予定
「TH-65Z90A」(65型:40万円前後)6月21日発売予定
「TH-55Z90A」(55型:29万円前後)6月21日発売予定
「TH-48Z85A」(48型:23万円前後)7月19日発売予定
「TH-42Z85A」(42型:22万円前後)7月19日発売予定
液晶テレビ
「TH-65W95A」(65型:37万円前後)7月26日発売予定
「TH-65W90A」(65型:30万円前後)6月21日発売予定
「TH-55W90A」(55型:26万円前後)6月21日発売予定
「TH-50W90A」(50型:20万円前後)6月21日発売予定
「TH-43W90A」(43型:19万円前後)6月21日発売予定
「TH-50W80A」(50型:14万円前後)7月26日発売予定
「TH-43W80A」(43型:13万円前後)7月26日発売予定
新製品は全モデルにFire TVを搭載
パナソニックは、テレビでネット動画を視聴するスタイルが定着していることを背景に、Amazonとの全面協力のもと、Fire TVを搭載した新6シリーズ13機種を発売する。
Fire TVの搭載で、NETFLIXを始めとする多くのアプリやAlexaの音声操作に対応する。そのほか、録画した番組や放送中の番組を家じゅうどこでも楽しめる「お部屋ジャンプLink」など従来のビエラの機能も健在。
また、Fire TVのホーム画面では、現在放送中のテレビ番組にもシームレスに視聴することができる。
新世代AI高画質エンジン搭載でワンランク上の視聴体験を実現!
新たに発売する2024年モデルは、新世代の超解像技術で解像感とリアルさを実現した「デュアル超解像」や、精細感を維持したままバンディングノイズを抑制する「ネット動画ノイズリダクション」など進化した新エンジンを搭載する。Z95Aシリーズを含む新製品すべてに搭載している。
Z95Aシリーズの主な特徴
65型と55型で展開する4K有機ELテレビのフラグシップモデルZ95Aシリーズは、2023年のフラグシップモデルで搭載した有機ELパネル「マイクロレンズ有機ELパネル」が進化。パネルを最新世代パネルを採用している。
なお、マイクロレンズ有機ELはマイクロレンズアレイと凹凸形状の有機EL発光層を一体成型したパネルだ。
そのほか、独自のパネル制御技術「Bright Booster」も進化。新たに「リアルタイムパネル発光性能解析」を追加、パネルの発光性能をさらに高いレベルで引き出すことができ、さらなる高コントラスト化を実現したという。
くわえて、4K144p入力にも対応した。
そのほかのモデルの進化ポイント
65型、55型で展開するZ90Aシリーズは、新たにBright Boosterを搭載しているほか、4K144p入力に対応した。
48型、42型で展開するZ85Aシリーズは、42型が4K144p入力に対応している。
液晶テレビでは、65型のみのW95Aシリーズと65型、55型、50型、43型のW90Aシリーズも4K144p入力に対応した。
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