車高が下がってド迫力のデザインに
それではIONIQ 5Nを、かいつまんで見てみましょう。
車高が下がったこともあってか、かなり迫力のあるスタイリング。さらに専用のエアロパーツがおごられ迫力はさらにアップ。「これ、ホントにもともとSUVなの?」と誰もが思うことでしょう。
ボンネットを開けるとカバードされたモーターが姿を現わします。IONIQ 5では収納スペースがあったのですが、それは削除されています。
IONIQ 5NはクーペスタイルのSUVなので、バックドアを開けた際に後ろをあまり気にしなくてよいのが美質。また、リアは20mmほど下がっているので、標準モデルよりも開け閉めがラクになっています。
運転席は黒で統一。シートはセミバケットで専用品が用いられています。黒に水色のステッチがカワイイですね。乗降性は良好。このあたりはSUVならではの使い勝手の良さですね。
ギョッとするのがステアリングホイール。AMGのスポーツステアリングのようにボタンが多く、覚えるのが大変そう。ホーンボタンの両サイド下に置かれたNボタンはショートカットボタンで、機能の割り当てができます。ドライブモードセレクターが左手親指ポジションにあるのは便利ですね。
メーターパネルはフルLCDで、モードによって表示は色々と変わります。ヘッドアップディスプレイも用意されているので、いちいちメーターパネルに目を落とさなくてもよいのは便利。
シフトセレクターがステアリングコラムにあるため、センターコンソールには大きな小物入れを用意。インテリアは各所にブルーステッチと加飾でシンプルながら清潔感があります。
後席は広々しており、床面もフラットですから快適性はかなり高い印象。日常使いにおいて不満を覚えることはないでしょう。
今回の試乗会に参加したタレントの新 唯(あらた・ゆい)さんは「結構良いインテリアですね。アクアブルーのステッチがオシャレです」とニッコリ。「スポーティーなのですが、スポーティーすぎないのも好感です。センスがいいですね」というわけで、試乗へ移りましょう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります