週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

笑わせてくれるのかと思ったら感動させられたふかわりょうさんのピアノ『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』丸の内エリアコンサートオープニングイベントレポ

2024年05月02日 19時30分更新

 いよいよ5月3日(金・祝)からにスタートする「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024」。今年も丸の内エリアが音楽に包まれると思うと、楽しみで仕方ありません。

 そんななか、5月2日(木)に、「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 丸の内エリアコンサート」のオープニングイベントが丸ビル1階マルキューブにて開催されました。

ふかわりょうさん、ラ・フォル・ジュルネの魅力を語る

 ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024では、連動してさまざまな無料公演が行われますが、その1つがラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 丸の内エリアコンサート。丸ビル 1階マルキューブ、新丸ビル 1階仲通りテラス、新丸ビル 3階アトリウム、新丸ビル7階丸の内ハウス、東京ビル TOKIA 1階ガレリア、丸の内ブリックスクエア一号館広場、丸の内仲通り(国際ビル前)、大手町仲通り、明治安田ヴィレッジ1階アトリウムという9つの会場で期間中さまざまな無料コンサートが開かれます。

 5月2日、会場の1つである丸ビル 1階マルキューブにて、タレントのふかわりょうさんが登場してオープニングイベントが行われました。

 ふかわさんはお笑い芸人として活躍する一方、ROCKETMANとしてDJ活動を行い、楽曲提供やアルバムのリリースも行うなど音楽の才能も発揮しています。そんなふかわさんは昨年に引き続き、今年もラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 公式アンバサダーに就任しました。

イベントに登場したふかわさん

 ふかわさんは、「クラシック音楽には触れたことがない、と思っている方が多いと思うのですが、クラシック音楽はいろんなところで流れていて、無意識に浴びているもの。まだ実は自分がクラシック音楽を好きだ、ということに気が付いていない人も多いと思います。ラ・フォル・ジュルネ TOKYOは、クラシック音楽を好きであることに気が付くきっかけになる場だと思います」とラ・フォル・ジュルネ TOKYOの魅力について語ります。

ラ・フォル・ジュルネ TOKYOの魅力を語るふかわさん

 また、丸の内はオフィス街というイメージが強かったが、緑豊かで新緑が美しい場だと感じた、と話すふかわさん。「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 丸の内エリアコンサートで街から音楽から流れるのは素敵ですし、それが文化になればいいですね」と話しました。

悔しさをのぞかせつつも美しい演奏を披露

 この日、ふかわさんはメディアの前ではおよそ4年ぶりというピアノ演奏を披露、ドビュッシーのアラベスク第1番を演奏しました。ふかわさんにとってこの曲は、「弾くことでピアノや音楽が好きだ、ということが改めて実感できる」曲だそう。心がちょっと淀んでいる時に弾くと、気持ちの透明度が高まるとのことです。

 ふかわさんは楽譜も見ずに、見事に演奏。美しいメロディーが、背後に見える丸の内仲通りの新緑と調和し、会場一体に穏やかな空気が流れます。笑わせられるのかと思っていたのに感動させられるとは…ふかわさん、引き出しが多いなぁ。

演奏するふかわさん

 演奏後、「緊張されましたか?」という質問に対し、「緊張したか、という質問に対する直接的な回答ではないんですが…リハーサルの音色を届けたかったですね」と苦笑。「これがプロとの差ですね。プロはやっぱりすごい」と謙遜する様子を見せました。

 最後に今年のラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024について、ふかわさんは「演目それぞれに魅力があるのでまんべんなく楽しみです。これまでCDなどの音源で聴いていた曲でも、ライブで対峙すると全く違う印象を得ることがあるので、そういう出会いの場になれば良いと思っています」と話しました。

 明日5月3日からは、いよいよラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024はスタート! ふかわさんが話していたように、私自身も、クラシック音楽との新たな出会いや気づきの場になることを期待し、楽しみで仕方ありません。明日からも、この素敵なイベントの見どころや鑑賞レポートをお届けしますので、お楽しみに!


ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024
開催日:2024年5月3日(金・祝)・4日(土・祝)・5日(日・祝)
会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 丸の内エリアコンサート
開催期間:5月2日(木)~5月5日(日・祝)
開催場所:丸ビル 1階マルキューブ、新丸ビル 1階仲通りテラス、新丸ビル 3階アトリウム、新丸ビル7階丸の内ハウス、東京ビル TOKIA 1階ガレリア、丸の内ブリックスクエア一号館広場、丸の内仲通り(国際ビル前)、大手町仲通り、明治安田ヴィレッジ1階アトリウム


文 / オシミリン(LoveWalker編集部)

大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事