クリプトンは発売を延期していたDAC内蔵デスクトップスピーカー「KS-55HG」の発売日を5月下旬に決定。直販サイト“KRIPTON Online Store”で販売する。販売価格は12万9800円。
2023年に発表したKS-Gシリーズのフラッグシップモデルで、アルミ筐体を採用。カラーリングにはシルバーメタリックに加え、ゴールドメタリックも加わった。また、発表時に展示されていたレッドは特注品として提供する計画だ。
発表時の価格は12万6280円だったが、多少販売価格が上がっている。これは発売が延期となったため、一部の内部の仕様をアップグレードしたためだ。ポイントは、Bluetooth接続時に使用するコーデックにLDACと、aptX Adaptive(96kHz/24bit)に対応したこと。aptX AdaptiveとLDACの両方に対応する、セパレート型スピーカーは引き続き世界初としている。aptX Adaptive接続時の伝送は従来48kHz/24bitだった。
仕様的な変化は少ないように思うが、チップ変更に伴い、基板も再設計している。
内部でD/A、A/D変換がないフルデジタル仕様となっており、6.35mmのウーファー、リングツィーターを使用。ユニットごとに独立したアンプを使用するバイアンプ仕様、デジタルクロスオーバーとなっている。アンプ出力は35W+35W×2基。本体サイズは幅109×203.4×高さ159.5mmで、重量は約2kg/約1.9kg。リモコンについても中央に十字キーを配した新しいものになっている。
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