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イーデザイン損害保険、特設サイトを開設

「もし災害時に車に乗っていたら」防災はまずスマホから

2024年04月24日 18時00分更新

 イーデザイン損害保険は4月11日、「そのときクルマに乗っていたら?スクショ防災」の特設サイトを開設した。

 全国各地でさまざまな自然災害が発生する中で、2016年に発生した熊本地震では避難者の7割が車中避難を経験したという。1月に発生した能登半島地震でも多くの人が自動車で避難し大渋滞が発生するなど、自然災害と車は密接な関係にある。南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%とされており、災害対策は急務とされている(2020年1月24日時点、国土交通省の発表より)。

 「災害×クルマ」のシーンにていざというときに役立つ情報を知ってもらいたいという想いを込めて特設サイトを開設。自然災害に遭ってしまった場合でも取るべき行動を瞬時に把握できるコンテンツを提供中。

 地震や津波、大雨などさまざまな災害の場面で、防災、災害、避難のタイミングで役立つ情報をまとめている。

クルマ×防災

 大災害からクルマを守るためのコンテンツとして、大雨による水没被害、地震による土砂災害などからクルマを安全な場所に避難させる大切さとクルマに関する防災知識を紹介。

クルマ×災害

 万一、運転中に地震などの災害が起きてしまった際に、運転者が知っておきたい安全な退避行動をまとめている。熊本地震の車中避難の学びより、車中避難が起こりうる可能性を考えておく大切さもコンテンツとして紹介。

クルマ×避難

 指定避難所への避難や縁故避難などさまざまな避難手段がある中で、いざというときに最適な避難手段を選ぶため、車中避難のメリット、デメリットをまとめている。車中避難を選んだ場合に、安全に過ごすための気をつけるべきポイントも解説。

 コンテンツはスクリーンショットまたは画像ダウンロードで保存可能。保存しておくことで、オフライン環境でも家族や大切な人にAirDropやクイック共有で情報共有できる。災害時に役立つTipsをスマホに保存しよう。詳細はこちら

サイト右上に「ローデータモード」、左上に「SOSモード」

ローデータモードで災害に役立つ情報が確認できる

 災害発生後の電波が弱い時でも、正しい情報にアクセスできるように「ローデータモード」での読み込みも可能。災害における大規模な停電が発生した際に、スマホの貴重なバッテリーを節約できるように本サイトの情報を低容量でまとめたほか、画面を暗くしても読みやすいデザインだ。

SOSモードは人間が知覚しやすい波長の色を発光する

 「がれきの下で動けなくなった」「自力で避難できそうにない」など、もしものとき、できるだけ充電を消費せずに発見してもらうための「SOSモード」を搭載。明るい場所でも暗い場所でも、人間が知覚しやすい波長の色を採用した。

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