ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。春になると、ひとり暮らしを始めた頃のことを思い出します。
自炊はあまりできないけれど、野菜もお肉も入った、まちがいなくおいしいものが食べたい。そんな時にとりあえず作ったのが「豚汁」。
自分で好き勝手作るものだから、味付けは濃いめ。お酒のアテにもなるように仕上げて、集まった友達と食べた記憶が。ふふふ!
みんな大好き豚汁。丸亀製麺の豚汁が胸アツですよ。
あの「俺たちの豚汁うどん」が帰ってきた!
丸亀製麺は「俺たちの豚汁うどん」をロードサイド店を中心に4月23日から販売開始しました。
株式会社TOKIOの松岡昌宏さんと共同開発して2022年冬季に期間限定で販売した商品。この度、待望の復活です!
■「俺たちの豚汁うどん」
(並)890円/(大)1050円/(得)1210円
※ロードサイド店(幹線道路沿い)を中心に販売
最高にうどんに合う豚汁を作りたいという想いで構想から約1年をかけて完成したという「俺たちの豚汁うどん」は、2022年の発売時、およそ20日間でシリーズ100万食の売上を突破しました。
「豚汁うどん」と聞くと、豚汁が庶民的なものですから、ちょっと地味な印象もあるかもしれません。ですが、この豚汁うどん、「俺たちの」と名前にあるくらいで、食べてみるとかなりこだわりを感じさせる仕様なんです。
具だくさん! 味が濃い! 俺たちのこだわり仕様
さっそく今年の豚汁うどんを食べてきました!
丸亀製麺の豚汁うどんは、注文ごとに、だし(スープ)と一緒に具材を火にかけて、その場で作ってくれます。
私の行った店舗だと、まずうどんだけをよそった鉢を渡してくれて、その後、レジ前の調理ブースでだしと具材を盛り付けてくれました。
ポイントはなんといっても具材の多さ!
豚肉、キャベツ、たまねぎ、にんじん、ごぼう、油揚げが入っています。豚汁の魅力は、野菜も採れて栄養バランスが良いと感じさせてくれる点にあると思いますが、見事に具だくさんです。
じっと見てみると、だしの色が濃いですよね。「豚汁ってこんなに色が濃かったっけ?」と気になります。そうなんです、この濃さもまたポイントなんです。
いただいてみると……、ひと口目からガツンときます!
濃厚で奥深い味噌の味。食べていくと、さりげな~く刺激的な味が混じっていることに気が付きます。
商品の説明によると、味わいの決め手は、コク・キレ・旨みを引き出したこだわりの味噌だし。なんと、日本各地の数十種類の中から厳選しブレンドしたんだとか。隠し味に、コチュジャン、オイスターソースを加え、仕上げに白胡椒をふりかけているそう。
コチュジャンに、白胡椒ですって……!? これ、かなりわんぱくな味で、まさに「俺たちの豚汁うどん」。
豚汁うどんをおかずにご飯を食べたくなるほど
豚汁といっても、あっさりしたもの、どってりしたものなど、いろいろあると思います。イメージですが、給食や社食で出てくるのは、あっさりした豚汁が多いかと。
一方で丸亀製麺の豚汁うどんは、どってりと味噌が濃く、隠し味に辛みを加えていて、一般的なものとはちょっと違う、大人が自分のために作った豚汁といった感じ。松岡さんのおうちに遊びに行ったら出してくれそうな、イメージが広がります。
とにかく、濃い、後を引く、そそられる!
丸亀製麺では、天かすやネギ、生姜といった薬味を無料で利用できます。特にネギと生姜は豚汁うどんと相性が良いのでオススメです。
ネギのシャキシャキ食感はアクセントに。生姜はピリッとした辛さで、より味噌の濃い味が引き立ちます。生姜多めでいただくと、そのままビールのおつまみなりそうです。
卓上にある「香七味」もとてもよく合います。味噌の味で辛さが中和されるので、個人的にはたっぷりめにかけても大丈夫だと思いました。う~ん、味噌の味が濃くて、途中からもつの味噌煮込みをいただいているかのような気分にもなりました。発想が酒飲みでごめんなさい!
合わせるならビールもいいし、これ、ご飯を追加で注文して、一緒に食べてもいいかも。ご飯のおかずにうどんを食べたいくらいに(炭水化物×炭水化物!)食欲がそそられるうどん。
肉や野菜の具が多くて、食べても食べてもすぐにはなくならず、ボリュームも満足でした。
春だけど、ちょっと肌寒い日にもよさそう
「俺たちの豚汁うどん」は、具だくさんでなおかつ、他にはなかなかないパンチある濃厚な豚汁でうどんを楽しめて、元気になれます!
野菜もたくさん入っているので、春の新生活、栄養バランスよく食事を採りたいという人にも向いていそう。
生姜を入れると身体の中からポカポカするので、春だけど少し肌寒い日にぜひチョイスしてみてほしいです。
ただし「俺たちの豚汁うどん」はロードサイドの店舗が中心。残念ながら都心部の店舗ではやっていないことが多いです。豚汁うどんが食べたい人はロードサイドの店舗へぜひ……!
同日発売で、同じく松岡さんが手掛けたヤミツキ系の「トマたまカレーうどん」はもう少し幅広い店舗でやっているようなので、こちらもオススメ(関連記事)。
※記事中の価格は“税込み”。
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