レンズもAFもファインダーも最高で、触ると絶対欲しくなります
最高画質のポラロイドカメラ「Polaroid I-2」発表 = クラファンで34%お安くゲットだ!
VISTAL VISIONは4月22日に原宿で発表会をおこない、ポラロイドの最上位カメラ「Polaroid I-2」(ポラロイド・アイ・ツー)を日本で発売することを発表した。
VISTAL VISIONはオーディオブランドSkullcandyなどの日本正規代理店で、これまでもポラロイド製品を日本で販売してきた会社だ。
一般販売の予定価格は13万9800円だが、4月24日12時から、CCCグループの「GREEN FUNDING」(グリーンファンディング)で支援開始となり、12%~34.5%お得に購入することができる。ちなみにフィルムパックは8枚撮りで、2パックで6580円となる予定だ。
4月25日から、リニューアルオープンするSHIBUYA TSUTAYA 4Fの「GREEN FUNDING タッチ&トライ」ブース、二子玉川・蔦屋家電内の「蔦屋家電+」、原宿・Skullcandy Tokyo店内の「特設コーナー」で製品展示の予定だ。
「Polaroid I-2」の開発は、日本、台湾、イギリス、オランダの技術者が共同で実現したもので、日本からはオリンパスで長年カメラ設計に携わった小島佑介氏(CAMEDIAを開発したデジカメ生みの親で元・コダック日本法人社長)も参加している。
発表会には、オランダからポラロイドのSenior Technical Product ManagerのGraham Merrifield氏も来日し、「過去最高画質のポラロイドカメラ」であることをアピールした。
レンズもファインダーも過去最高のクオリティ
AF機能にマニュアル露出、外部ストロボも可能
「Polaroid I-2」は完全に新設計のハイエンドのポラロイドカメラで、レンズは焦点距離98mmF8、最短撮影距離は40cmで、レーザー光によるAF機構「LiDAR」を搭載する。
画角は水平43度、垂直44度なので、フルサイズ換算ではほぼ50mmの標準レンズ画角となる。中央重点単一ゾーン測光(光学FOVの60%の測光範囲)を内蔵する。
撮影モードはオート、絞り優先(F8~F64)、シャッタースピード優先(1/250~30秒)、多重露光(2~4回)、マニュアル、セルフタイマーの6種類を持つ。マニュアルモードでは外部フラッシュとバルブ撮影も可能だ。
内蔵フラッシュは2.5mまでの範囲で有効。バッテリーは内蔵でタイプC端子から充電する。本体サイズは149.9×119.3×91.2mmで、重量は563g。
利用できるフィルムは、I-Typeと、600、SX-70。iPhoneとAndroid用アプリでは、Bluetoothでカメラと接続して、モードや撮影設定、撮影がリモートで可能なほか、撮った写真をスマホカメラで再撮して、管理することもできる。
発表会で実写してみた
ファインダーとレンズ性能に感動
発表会で実写しましたが、まず、ファインダー品質に驚きです。ボディー内で2度反射させているそうで、瞳径は狭いですが、非常にクリアで美しい光学ファインダーで、写欲が高まります。小島祐介氏は「大きく、明るく、クリアー」なファインダーを目指して設計したそうです。
AFは、シャッター半押しでファインダー内とボディのディスプレーに測距情報が表示されるので、外れていないかどうかは確認できます。最短撮影も、近すぎると「<0.4m」と表示されるのでピンボケになりません。8m以降は無限遠となる設計だそうです。
AEは、ポラロイドフィルムが相手なので、正確さはよくわからなかったですが、標準フィルムはISO640なので、試してみるしかないですね。
最新フィルムは、昔のSX系フィルムより、像が浮かぶまでと、安定するまでに時間がかかるようです。発色も微妙ですが、それこそがポラロイドの魅力ですよね。
モノクロフィルムでは非常に精細な写真を撮ることができたので、モノクロ派でいくのもアリだと感じました。
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