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PC自作の新時代!背面コネクターでケーブルを隠すASUS「BTF」シリーズが4月26日発売

2024年04月19日 10時00分更新

専用のビデオカードとケースも登場

 ビデオカードは、GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載した「TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE-GAMING」と、GeForce RTX 4090を搭載した「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING」が発売する。

ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING

TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE-GAMING

 同社は従来製品として、型番にBTFが入っていない「TUF-RTX4070TIS-O16G-WHITE-GAMING」や「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-GAMING」を販売しており、基本的なデザインやスペックに変更はない。

 違いは、前述したマザーボードのGraphics Card High-Power slotに接続するための端子「GC-HPWR Gold Finger」を搭載しているかになる。これにより、補助電源のケーブルを表に引っ張ってくることなく、すっきりとした見た目でビデオカードを接続できる。

マザーボードのGraphics Card High-Power slotに挿しこむGC-HPWR Gold Fingerを搭載しており、最大600Wの電力を供給可能

 PCケースは、TUF Gamingの「TUF Gaming GT302 ARGB」とROGの「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」がラインアップに加わる。

TUF Gaming GT302 ARGB。こちらはホワイトモデル

ROG Hyperion GR701 BTF Edition

 TUF Gaming GT302 ARGBは通気性の高いメッシュパネルを全面的に採用しており、140mmファンをフロントに3基、リアに1基搭載した、エアフロー特化のモデルとなる。天面には360mmラジエーターを搭載でき、冷却面に不安はない。トップパネルの取り外しも可能と、ユーザーフレンドリーな設計も特徴だ。

TUF Gaming GT302 ARGBの特徴はエアフローと、BTFマザーボードに最適化されたケーブルホール

 背面コネクターのマザーボードは、コネクターの位置に穴が開いていなければケーブルを接続できないため、特定の位置に必ずケーブルホールが必要だ。今回発売するPCケースは、BTFのマザーボードに最適化されたケーブルホールを備えており、背面から直接ケーブルを挿しこめる。

背面からケーブルを接続している様子

 なお、TUF Gaming GT302 ARGBはホワイトとブラックの2色展開のため、TUF GAMING Z790-BTF WIFIやTUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE-GAMINGに合わせて白一色のPCを組めるのも嬉しい。

 一方のROG Hyperion GR701 BTF Editionは、従来製品の「ROG Hyperion GR701」のバリエーションモデルとなり、ケーブルホールの位置をBTFマザーボードに合わせた他、背面のケーブルを抑えるカバーがプラスチックから金属になったなどの違いがある。ROG Hyperion GR701 BTF Editionは、5月発売予定とのこと。

BTF Editionと通常モデルの比較。ケーブルを抑えるカバーの材質と、ケーブルホールの位置が異なっている

 ちなみに、すでに発売済みのPCケース「ASUS A21 Case」もBTFシリーズのマザーボードに対応している。

 今回のBTFシリーズは、見た目の変化はもちろん、今までよりも配線しやすくなることが期待できる。初心者がPC自作に挑戦するにも良い契機となる、界隈における新たな波になりそうな製品だ。なお、YouTubeチャンネルにて取材時の動画も公開しているので、そちらもご覧いただければ幸いだ。

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