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ホテル・商業施設・イノベーションオフィスも! 複合施設、横浜シンフォステージ誕生

2024年04月16日 16時00分更新

 「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」が3月31日に竣工となった。

 同施設は大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハ、みなとみらい53EASTの5社(以下:同グループ)共同開発による複合施設。

 ウエストタワー、イーストタワーの2棟からなり、総延床面積およそ18万平方メートルを超えるオフィス・ホテル・店舗等で構成されている。

 ウエストタワーは、基準階専有面積およそ3360平方メートルを有するオフィスを主な用途とし、高層部は「京急EXホテル みなとみらい横浜」、低層部はヤマハの体験型「ブランドショップ」や店舗で構成される多機能交流拠点。

 イーストタワーは、基準階専有面積およそ2820平方メートルを有し、さまざまな企業が本社や研究開発拠点として利用することを想定したオフィスを主な用途とし、低層部にはオープンイノベーションスペースや店舗を備えている。街区内には、開放的なコモンスペース(広場状空地)がある。

施設テナント紹介

ヤマハ体験型「ブランドショップ」

 ウエストタワー1階から3階には、ヤマハの体験型「ブランドショップ」を6月初旬にオープンする。同店舗は、楽器経験の有無にかかわらず、音楽や楽器に関する新たな楽しみを発見する体験の場。

 1階には大型ビジョンを設置したブランドの体験エリアと、ヤマハとベーゼンドルファーのピアノショールーム、2階は体験型の楽器売場と横浜エリア最大級の品揃えとなる楽譜・書籍売場、3階では大人向けの音楽教室を展開。2階にはライブができるイベントスペースを備えたカフェを開設する。

低層部商業ゾーン

 ウエストタワー、イーストタワー 1階~3階に位置する低層部商業ゾーンは、15店舗のうち10店舗が5月9日にオープン。

 飲食店舗は、地元横浜の企業を中心に、モーニングからランチ、ディナーとさまざまなシーンに対応した4店舗が出店。サービス・物販店舗は、クリニック・薬局・ドラッグストア・コンビニエンスストアなど、オフィスワーカーや周辺居住者の健康や暮らしをサポートする実用性の高い店舗に加え、新たな賑わいを創出する体験型ショールームが出店。

記念品:サーモマグカップ・歯ブラシセット ほか

 開業に合わせ5月9日~5月13日の期間で、オープニングイベントを開催する。お買い上げ抽選会では、横浜シンフォステージ商業店舗で1000円以上購入した人の中から、抽選で各日300名に横浜シンフォステージのスペシャル記念品(上図)をプレゼントする。

京急EXホテル みなとみらい横浜

 ウエストタワー26階から30階には、ビジネスホテルの上位グレードである「京急 EXホテル みなとみらい横浜」を6月24日に開業。

 ホテルロビーは、26階(地上およそ130m)に位置し、空に浮かぶ寛ぎの空間を演出。全150室の客室は27階以上の高層階にあり、すべての客室からみなとみらいの開放的な景色を望める。

 客室は、「ダブル」「ツイン」「ユニバーサル」に加え、最大4名まで利用可能な2段ベッドのある「フォース」を導入。京急EXホテルブランドでは初という大浴場・露天風呂を設け、天気の良い日は富士山を見ながら入浴できる。

オープンイノベーションオフィス

 イーストタワー 3階には、多様な働き方に対応し新たな賑わいを創出するオープンイノベーションオフィスとして、「chilink WORKSITE MINATOMIRAI」(チリンク ワークサイト みなとみらい)を5月9日に開業。

 フリーアドレス席91席に加え、会議室や電話ブース、ウェブ会議専用ブースを設けたコワーキングやシェアオフィスを完備する。

コモンスペースと施設内アート

 また街区内にはさまざまなライフスタイルに対応する5ヵ所のプラザ(広場)を配置。

 そのほか、田島美加氏によるパブリックアートや大林組の建設用3Dプリンター技術で造られたベンチなども配置される。

横浜シンフォステージ概要

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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