こんにちは、ジサトライッペイです。先日ご紹介した外でも家でちょうどいい二刀流モバイルディスプレー「JN-MD-IPS16WQXGAR」を覚えてらっしゃいますでしょうか。アレ、めちゃくちゃ気に入ったのですがまだ買えておりません。というのも、ここにきてJAPANNEXTからまたまた魅力的な二刀流モデル「JN-MD-OLED156UHDR-T」が登場したからです。
こやつは4K・マルチタッチに対応する15.6型有機ELモデルで、JN-MD-IPS16WQXGARと同様、VESAマウントに対応しております。直販価格は6万1980円と、JN-MD-IPS16WQXGAR(3万4980円)よりもだいぶ高価ですが、その弱点を補って余りある魅力があるのです。
というわけで、早速お借りして比べてみました。
4K有機ELのタッチ操作対応モバイルディスプレー
コントラスト比は圧巻の10万:1
JN-MD-OLED156UHDR-Tのポイントはなんと言っても、10万:1という圧倒的なコントラスト比。輝度は350cd/m2なので、JN-MD-IPS16WQXGAR(400cd/m2)よりも低いのですが、画像の暗いエリアもきっちり持ち上げてくれます。
解像度は4K(3840×2160ドット)と、JN-MD-IPS16WQXGAR(2560×1600ドット)よりも高精細。その一方で、サイズは15.6型でベゼルは一般的なデザインです。ゆえに、16型フレームレスデザインのJN-MD-IPS16WQXGARと比べ、若干没入感は低い印象です。
とはいえ、色再現性はAdobe RGB比で94%、DCI-P3比で100%なので、JN-MD-IPS16WQXGAR(sRGB比:100%)よりも広色域。写真や4K動画のチェックでも頼りになりそうです。
公称応答速度は1msと高速ですが、リフレッシュレートは最大60Hzと標準的。JN-MD-IPS16WQXGARと同様、ゲーミング目的で使うにはちょっと物足りない仕様です。
視野角は170度(水平)/170度(垂直)と、IPSパネルのJN-MD-IPS16WQXGAR(水平・垂直ともに178度)よりもわずかに狭め。とはいえ、普通に正対して使っているぶんにはまったく気にならなかったので、そこまで気にせずともいいでしょう。
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