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最高速330km/h! マクラーレンのハイブリッド「アルトゥーラ」のオープンモデルが日本上陸!

2024年04月13日 12時00分更新

マクラーレン

マクラーレン/アルトゥーラ スパイダー(3650万円~)

 マクラーレン初のハイブリッド・コンバーチブル「アルトゥーラ(Artura) スパイダー」がジャパンプレミア。横浜の地で美しいスタイルを披露しました。価格は3650万円~。

クラス最軽量で圧倒的パフォーマンスを備えたオープンカー

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マクラーレンが過去と現在販売しているハイブリッドスーパーカー

 マクラーレンはスーパースポーツカーの分野において、早くからハイブリッドに着手しており、2013年にP1、2020年にスピードテールを販売。2021年から570Sの実質的な後継モデルとなるアルトゥーラを販売しています。今回お披露目したアルトゥーラ・スパイダーは、そのライフスタイル向けモデルになります。

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ルーフを開けた状態のアルトゥーラ スパイダー

 アルトゥーラの屋根を取り外しただけのモデル、と思われがちですが、細かい部分でアップデートを実施。強烈なパワーとパフォーマンスを実現しているとマクラーレン・オートモーティブの日本代表 正本嘉宏さんは語ります。

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マクラーレン・オートモーティブ日本代表 正本嘉宏氏

 「新型Spider は、初代Arturaから大幅なアップグレードが施され、パワー、パフォーマンス、そしてドライバー・エンゲージメントの向上が実現しています」

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システム出力は何と700PS!

 「3.0リッターV型6気筒エンジンとEモーターを組み合わせたパワートレインは、システム最高出力700PSを発揮し、ガソリンエンジンの出力はリッターあたり200PSを超えます。Artura スパイダーの480PS/t という、卓越したパワーウェイトレシオは、最軽量の乾燥重量1457kgで、驚きのパフォーマンスを可能にしました。またトランスミッション(8速AT)のキャリブレーションの見直しと、新しいプリフィル機能により、ギアシフトは25%高速化されました」と技術的なフューチャーを力説。

 ちなみに従来のクーペモデルと比べ、内燃機関の出力が20PSアップしているとのこと。併せてクーペも同様のアップデートをしたモデルが登場する予定だと明らかにしました。

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停止状態から100km/hまで、わずか3秒で到達する

 また、最新のカーボン素材を使うことなどにより、総重量は1457kgとコンパクトカー並みの軽さを実現。クラス最軽量であることを謳うと「アルトゥーラ スパイダーは、0-100km/hを3.0秒、0-200km/hを8.4秒、0-300km/h 21.6 秒、最高速度330km/hという、クーぺとほとんど変わらない、高いパフォーマンスを実現しています」と紹介しました。

ハードトップは55km/hまでなら電動で開閉可能

マクラーレン

オープン動作の様子

 また、アルトゥーラ スパイダーのリトラクタブル・ハードトップは、最高速度50km/hまでであれば、わずか11秒で電動開閉します。ハードトップを開いたり、リアウィンドウを下げると、再設計されたエグゾースト(排気音)からのクレッシェンドサウンドがドライバーを包み込み、強烈な感覚と感動をもたらすと、本機でしか味わえない魅力を訴求しました。

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ルーフに排熱用のポートが空いている

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リアビュー

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リアデフューザー

 一方、ルーフを開けた状態で気になるのは排熱。というのも、エンジンの上にルーフが収納されるから。それゆえ、リアのエンジンフードには新たに排熱用のポートが設けられています。

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室内の様子

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室内の様子

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ステアリングホイール

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センターコンソール

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荷室の様子。専用のカーカバーが付属する

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ラゲッジの開閉ボタン

日本ではオープンモデルが人気
さらに運転支援も充実しドライブしやすい

 マクラーレンは、ほぼすべてのモデルでクーペとスパイダーを用意していますが「日本ではスパイダーモデルの方が人気」であると明かすと、「クーペをお買い求めされる方は、トラック(サーキット)走行を視野に入れられる方です。スパイダーモデルを選ばれる方は、日常的に走りを楽しまれるライフスタイルを重視した方が多いように思います」と市場を分析しました。

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助手席側にAC充電ポートを用意

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運転席側に給油口を配置

 その上で、「ブラインドスポット・モニタリングなど、日常的なシーンにおいて有用な運転支援を搭載しています」とADAS(先進運転支援システム)が強化されたことを言及。そのほか、「5年間/走行距離無制限の車両保障と、6年間/7万5000kmのバッテリー保障、10年間のボディーに対する錆穴保障が標準で、さらに3年間の定期点検と5年間のロードサイド・アシスタンス・パッケージも付帯します」と、普段使いでも安心なクルマであることをアピールしました。

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サイドシル

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フロントマスク

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