乾燥しやすい冬が過ぎ、静電気の季節はようやく終わりつつあります。とはいえ、服の素材や天気、空調の利用といった環境によっては、まだまだ起こることもあります。
静電気で困るのは、パチッと不意に脅かしてくることだけではありません。タッチセンサーの誤作動、ディスプレーへのゴミ付着、プリンターの紙詰まり、アクリルケースやガラスのホコリ付着など、問題は意外と多くあります。
とくにホコリやゴミの付着は頭を悩ませるもので、拭き取ろうにも端に寄るだけ。何度もこすっていたら逆に静電気を起こしてしまい、更にホコリを引き寄せてしまう……なんてことすらあります。
こういった静電気対策のひとつとして活躍してくれるのが、「静電気防止スプレー」(実売価格774円)です。
この静電気防止スプレーには界面活性剤が含まれており、これが潤滑剤として活躍。摩擦を減らすことで、新たな静電気の発生を抑制してくれます。また、空気中の水分子と結合しやすくすることで、静電気を逃がしやすい状態にしてくれるというのもポイント。
つまり、発生を抑え、逃がしやすくすることで、静電気によるトラブルから守ってくれるわけです。
このトラスコ中山の静電気防止スプレーのいいところは、噴霧がとても細かいこと。主成分のエタノールはすぐに揮発しますので、広い範囲に薄く噴射しやすくなっています。
とはいえ、吹き付けるだけで静電気がそこまで防げるものなのかと半信半疑だったもので、見た目に効果が分かるよう、ちょっと実験してみました。
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