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【今月の自作PCレシピ】15万円で組める! LEDで彩るピラーレスPCの自作に挑戦しよう

2024年04月12日 13時00分更新

 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

はじめてのPCは人気のピラーレスで組もう!
Core i5搭載でOS込み15万円から

 桜の花が咲き始める春休みから5月の連休まで、新たなPCの購入を相談する人たちで賑わう秋葉原のPCショップ。なかには親子で訪れ、子供が自分で考えたパーツの構成や、使用目的などをスタッフに伝え、いろいろと相談している微笑ましいシーンを目にすることもある。

 今年の5月の連休は秋葉原へ訪れ、PCパーツの一式購入、自作、組んだPCで楽しむのに、ちょうど良さげな4連休。この機会に子供と一緒にはじめてのPCを組むなど、PC自作に挑戦しようと思っている人は、多いだろう。

 そんな人たちに今回お届けしたいのが、PCを”魅せる”ことに注力して自作PCユーザーの人気を得ているピラーレスデザインのPCケースを採用した自作レシピだ。構成を提案してくれたのは、「パソコン工房 秋葉原パーツ館」の猪狩さんだ。

PCパーツ関連は「パソコン工房 秋葉原本店」から2本裏通りに入った場所に移転。「パソコン工房 秋葉原パーツ館」となっている

同店古株スタッフのひとりで、同店マザーボードのポップでもおなじみの猪狩さん

 猪狩さんがサクッと見積もってくれたのが、コストを抑えたゲーミングPCを組むのに最適な14コア/20スレッドCPUのCore i5-14500をベースに、ビデオカードを好みで選べるようにしたレシピだ。

 フルHD解像度で普段使いやオフィスアプリがメインなら、そのままCPUが内蔵したGPUで使用し、フルHD解像度でカジュアルにゲームを楽しむならGeForce RTX 4060やRadeon RX 7600を追加。さらにゲームをガッツリ楽しみたいなら、WQHDゲーミングをターゲットにしたGeForce RTX 4070シリーズやRadeon RX 7800 XTといったビデオカードを選択しよう。

iGPUでの使用をベースに構成した魅せるPC

ビデオカードは用途で選ぶ、LED発光が映えるピラーレスマシン
CPU インテル「Core i5-14500」(14コア/29スレッド、最大5.60GHz) 3万9380円
CPUクーラー ProArtist「GRATIFY AIO3 White」
(簡易水冷、240mmラジエーター)
1万980円
マザーボード ASUS「PRIME B760M-A D4」
(インテルB760、Micro ATX)
1万8980円
メモリー Corsair「CMW32GX4M2E3200C16W」(16GB×2、DDR4-3200) 1万3780円
ストレージ KIOXIA「EXCERIA PRO SSD-CK1.0N4P/N」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0)
1万1980円
ビデオカード Intel UHD Graphics 770(CPU内蔵) 0円
PCケース CPS「C3T500-ARGB-WH」
(ピラーレスミドルタワー、ATX)
1万5980円
電源ユニット MSI「MAG A850GL PCIE5 WHITE」
(850W、80PLUS GOLD)
1万7780円
OS Microsoft「Windows 11 HOME パッケージ版」 1万7980円
総額(税込)   14万6840円

※価格は4月11日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

14コア/20スレッドを搭載したCore i5-14500など、低コストPC自作の定番パーツを組み合わせている

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