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第14世代インテルCore、RTX 40 SUPERシリーズ、DDR5メモリーを選択可能

純白のコスパ最強ゲーミングPCを目指せ! ソフマップの「STORM」BTOパソコンを実機レビューだ

2024年05月09日 11時00分更新

Core i7にRTX 4080 SUPERの組み合わせでかなりの爆速

 今回評価にあたってお借りしたモデルのパーツ構成は次の表の通りで、ソフマップドットコムの「Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)」で実際に購入できる。価格は45万3000円(2024年4月30日現在)の組み合わせだ。

「HWiNFO64」アプリによる情報表示の結果

試用機の主な構成
CPU インテル「Core i7-14700F」
最大5.4GHz、20コア(P8/E12)/28スレッド
CPUクーラー 簡易水冷、240mmラジエーター
マザーボード MSI B760M GAMING PLUS WIFI
メモリー Crucial製DDR5-4800、32GB×2
グラフィックボード NVIDIA GeForce RTX 4080 SUPER(16GB)
ストレージ Crucial「P3 Plus 1TB CT1000P3PSSD8」
電源ユニット 1200W 80PLUS GOLD
OS Microsoft「Windows 11 Home」
価格 45万3000円(2024年4月30日現在)

CPU性能を測る『Cinebench R23』、CPU・GPU性能を測る『Cinebench 2024』

 早速、各種ベンチマークテストで試用機の性能を見ていこう。まずはCPU性能を測る『Cinebench R23』、CPU・GPU性能を測る『Cinebench 2024』を実行した。デフォルト設定の10分回したときの値としている。なお、今回のベンチマークテストでは電源設定を「最適なパフォーマンス」として、MSIのアプリ『MSI Center』にある「User Scenario」で「エクストリーム」の設定にして計測している。

Cinebench R23の結果

 まずはCinebench R23では、マルチコアが「29988pts」、シングルコアが「2067pts」といずれも文句なしのスコアを叩き出している。購入予算との相談になるものの、Core i9-14900KFを選択すればさらに“高み”が見えるだろう。

Cinebench 2024の結果

 Cinebench 2024の結果は、GPUスコアが「27096pts」、CPUのマルチコアが「1698pts」、シングルコアが「120pts」だ。Core i9-14900KFの場合マルチコアが2000pts超え、シングルコアが130pts程度なので、こちらもなかなかいい成績を収めている。

PCの総合力を調査できるベンチマーク『PCMark 10』

 続いて、アプリを実行したときの性能を測る『PCMark 10』を実行した。

PCMark 10の結果

 結果は、総合スコア「9622」と非常に高い値を記録した。詳細を見てみると、やはりグラフィックス系アプリでの作業スコアが高く、全体を押し上げているようだ。この結果ならゲームはもちろんクリエイティブ系やビジネス系アプリも難なくこなせる。

3D描画の性能を測る『3DMark』

 3D描画の性能を測る『3DMark』では、DirectX 11対応の「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」、DirectX 12対応の「Time Spy」「Time Spy Extreme」「Speed Way」、Direct X Raytracing対応の「Port Royal」の7種類を実行した。

3DMarkの結果

 結果は、「Fire Strike」で5万を超え、激重な「Speed Way」でも約7500を記録。ゲームにもよるものの、4K解像度でも十分快適にプレイできるレベルだ。また、レイトレーシングの「Port Royal」も1万8000を超えており、ゲームだけでなくクリエイティブな作業でも活躍するはずだ。

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