週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

第14世代インテルCore、RTX 40 SUPERシリーズ、DDR5メモリーを選択可能

純白のコスパ最強ゲーミングPCを目指せ! ソフマップの「STORM」BTOパソコンを実機レビューだ

2024年05月09日 11時00分更新

自宅に届いたら、すぐにPCゲーム三昧!
ソフマップで購入できるデザイン性も優れたBTOパソコン

 ゲーミングPCを初めて購入したい、もしくは新調したいといったとき、どのようなスペックにすべきか迷う人は多いだろう。よりよいスペックを望みたいところだが、そこは予算との戦いがあるので、極力コストパフォーマンスに優れた仕様にしたいはずだ。

 自分でひとつひとつパーツを買い集めてPCを自作する方法は、予算に合わせた好みのパーツの組み合わせが可能な一方、ある程度知識が必要となるため、特に初心者だと手を出すには慎重にならざるを得ない。パーツの相性問題が発生する可能性もあるためやっかいだ。

 その点、メーカーやPCショップが提供しているBTOマシンなら安心して購入できる。自作PCと同様に予算に合わせつつ多くのパーツの組み合わせから選択して注文できるうえ、自宅に届いたらすぐに使える。

 そんなBTOマシンとして、ソフマップが販売する「Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)」が最新スペックを組み合わせて購入できるようになった。ゲーミングデスクトップPC「STORM」には「新界」シリーズや「鏡界」シリーズといった、ガラスパネルを多用した魅せるPCケースを採用した、デザイン性の高いシリーズがある。今回紹介したいSofmap BTOシリーズ(2024モデル)は、より多くのパーツの組み合わせを提供して、さまざまな予算やニーズに応えられるものとなっている。

最新第14世代インテルCoreシリーズ+RTX 40 SUPERシリーズを広く選択可能

Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)のPCケースは、ブラックとホワイトが用意されている。写真はブラックモデル

 Sofmap BTOシリーズ(2024モデル)の特徴は、その選択肢の広さだ。まずPCケースはブラックとホワイトの2種類が用意されている。左サイドにガラスパネルを採用し中身が見えるようになっているため、ゲーミングデスクトップPCならではの“魅せる”仕様になっている。

こちらはホワイトモデル。印象が違うので、部屋のイメージにマッチする色を選択したい

 フロントには、吸気用3連ファン、リアには排気用ファンがひとつ備わっており、CPUクーラーは簡易水冷とサイドフロー型空冷のCPUクーラーから選択可能。上面もメッシュ状になっているため、簡易水冷の場合は、上面に冷却用ファンが取り付けられる。空気の通り道がしっかりしているため、GPU用クーラーを含めても効率よく冷却できる。サイズは200(W)×440(D)×465(H)mmのミドルタワーで、Phanteks製だ。

フロントには3連の大型ファンが搭載。ファンのLEDイルミは本体上部のスイッチで色を切り替えられる

左サイドにはガラスパネルが装着されていて、中身を鑑賞できる

 簡易水冷のCPUクーラーはソフマップオリジナルで、ラジエターのサイズは240×120mmの2連ファン。ポンプ駆動部分は液晶表示になっている。

今回お借りしたモデルは簡易水冷タイプ。オリジナルCPUクーラーで、ポンプ部分には丸い液晶が取り付けられている

付属のアプリで表示内容を切り替えられる

 CPUは、第14世代Core i9-14900KFを筆頭に、下記の表の通り6モデルから選べる(2024年4月30日現在)。ここは価格差が大きいので予算によっては選択肢がかなり絞られるだろう。

選択可能なCPU(2024年4月30日現在)
インテル「Core i9-14900KF」(24コア/32スレッド、最大6.0GHz)
インテル「Core i7-14700KF」(20コア/28スレッド、最大5.6GHz)
インテル「Core i7-14700F」(20コア/28スレッド、最大5.4GHz)
インテル「Core i7-13700F」(16コア/24スレッド、最大5.2GHz)
インテル「Core i5-14400F」(10コア/16スレッド、最大4.7GHz)
インテル「Core i5-13400F」(10コア/16スレッド、最大4.6GHz)

 マザーボードは、エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「B760M GAMING PLUS WIFI」か「PRO Z790-A MAX WIFI」を採用。2023年モデルはWi-FiやDDR5メモリーに対応していなかったが、2024年モデルでは対応する製品をチョイスしている。マザーボードは選択したCPUによって変わり、Core i9-14900KFなど製品名に“K”が付くモデルなら後者になる。

 グラフィックボードには、INNO3D製のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズが選択できる。選択肢は以下の表の通り(2024年4月30日現在)で、こちらも価格差が大きいので、予算によっては選択肢が限られるかもしれないが、ゲームをプレイするには重要なパーツとなるので慎重に選びたい。こちらもPCケースの色に合わせてブラックとホワイトが用意されており、統一感が図れる。

選択可能なグラフィックボード(2024年4月30日現在)
NVIDIA「GeForce RTX 4080 SUPER」
NVIDIA「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」
NVIDIA「GeForce RTX 4070 SUPER」
NVIDIA「GeForce RTX 4070」
NVIDIA「GeForce RTX 4060 Ti」
NVIDIA「GeForce RTX 4060」

大型のグラフィックボードの自重を支えるためのサポートステイも装備

 メモリー容量は、16GB/32GB/64GBから選択可能だが、CPUによって選択肢が変わる。CrucialのDDR5-4800のタイプが採用されている。また、ストレージもCrucialのNVMe PCIe4.0×4接続のM.2 SSD「P3 Plus」を搭載。容量は1TBと2TBから選択できる(メモリー、ストレージとも2024年4月30日現在)。

背面のインターフェース。USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応のType-A×2、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)対応のType-A×2を備えており、最新のUSB機器をつなげやすい

 背面左上には、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応のType-A×2、USB 3.2 Gen 1(5Gbps)対応のType-A×2、USB 2.0対応Type-A×2、2.5GbE対応の有線LANポートなどを搭載。Wi-Fi 6EおよびBluetooth 5.3用アンテナを取り付け場所もある。またDisplayPort端子、HDMI端子については、グラフィックボードとして搭載しているINNO3D製のNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ側のものを利用する。

 キーボードとマウスは、有線タイプなら背面のUSB 2.0対応Type-A、無線タイプならBluetooth 5.3でつなぐようにすると、USB 3.2 Gen 2対応のType-A、USB 3.2 Gen 1対応のType-Aに最新のUSB機器をつなぐ余裕を作りやすい。またWi-Fi 6Eに対応しているため、Wi-Fi 6E対応ルーターを利用している方なら高速なネット接続を満喫できる。“オンラインゲームで遊ぶなら有線LAN接続”という方なら、2.5GbE対応の有線LANに対応している点はうれしいポイントだろう。

本体上部にもUSB 3.0×2、LEDモード変更ボタン、3.5mmイヤホンマイクコネクターを備える

向かって右側のパネルを外すと、電源とストレージ用スロットにアクセスできる

 そのほか、電源は750W/850W/1200Wと選択したグラフィックボードによって電源容量が変わる(自動選択され、指定できない)。いずれもCWT製の80 PLUS GOLD取得モデルだ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう