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Crazy RaccoonのRuriさん、ZETA DIVISIONのShirasさん、ゲームキャスターのトンピ?さんが講師

元プロが直接指導する「CR Fortnite CAMP」は、ゲーム以外の経験や成長にもつながる素敵なイベントだった

2024年04月27日 12時00分更新

 キャンプ当日のレッスンでは、講師1人が生徒2人を30分指導し、丁寧な指導が行なわれた。指導前に生徒が事前に選んだポイントを中心に、講師が生徒のプレイを観察しアドバイス。かなり具体的なもので、とくに「フォートナイト」の特徴となる“建築”についてのアドバイスを受けていた参加者が多いように見受けられた。

師陣は生徒が事前に書き込んだポイントと、実際のプレイを参考にしながら丁寧に指導を行っていた

単純なプレイだけでなく、プレイしやすい設定なども教えていた

この距離感で教わることができるのは、かなり貴重だ

身振り手振りを交えたり、実際にプレイして見せたり、設定の詳細を教えるなど、熱心に生徒に向き合っていた

指導が終わると、講師がフィードバックをノートに書きこんでいた。こんな貴重なノート、私もほしい

 レッスンの後には、生徒同士の1on1や2on2の試合が実施され、指導内容をすぐに活かす機会が設けられていた。複数の生徒は「教わった内容がすぐに活用できて、そのお陰で勝つことができました」と話していた。

 参加者のキャンプに対する満足度は非常に高かったように感じた。とくに、課題になる点をしっかりと言語化して伝えてくれる、プロ経験を持つ講師陣から直接指導を受けられる機会は、参加者にとって非常に貴重であったといえるだろう。

1日目の最後には、Crazy RaccoonのユニフォームがRuri選手から手渡しされた

プロのカメラマンから宣材写真を撮ってもらうという、普段では味わえない経験も

 講師陣が1対1で丁寧に指導し、何を上達させたいのか、何がわからないのかなどをヒアリングしつつ、講師自らプレイしてそれを見せて、とても細かいところまで手取り足取り教えてもらっている様子をうかがっていると、もし筆者が子供の頃にこのような機会があれば、親に泣きついて参加したかったなと思えた。

指導だけでなく、講師と雑談する生徒の姿もちょくちょく見受けられた

 ただ単純にエイムや建築や立ち回りが上手いというわけではなく、プロを経験してきた人たちは、どういった思考でエイムを上達させているのか、建築を素早くするためにどういった手順でどのような練習をしてきたのか、立ち回っているときにどのようなことを考えているのかということは、たまに配信で話している場合はあるかもしれないが、直接聞けることなんてめったにない。そういう意味でも、かなり羨ましいなと感じた。

1日の内容を振り返り、自身でもノートに書きこむ

参加した生徒同士でのコミュニケーションも生まれていた

 また、前述のとおり筆者がこのイベントを取材していて感じたのは、参加者がゲームが上達するだけでなく、社会的な経験も得られる場となったことだ。

 例えば、イベントが始まった当初は、スタッフがプログラムの概要を説明しているときでもゲームに集中していた子供も、講師が来て話を集中して聞くようになり、最終的にはゲームに集中するとき、話に集中するときのメリハリを覚えている参加者も見受けられた。

 そういう意味でも、「CR Fortnite CAMP 2024 in spring」は大成功だったといえる。このイベントは、参加者全員に学びを提供し、ゲームをつうじて若いプレイヤーたちの成長を促す意義深い機会となった。このイベントは参加者にとって、今後の人生においても貴重な経験となるだろう。

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