ナビタイムジャパンは3月19日、法人向け地図・ルート検索API「NAVITIME API」の「配送計画」機能にて、バイク・自転車・徒歩に対応し、それぞれの移動手段に最適なルートで配送担当者の自動割り振りを可能とした。
配送計画機能は、配送担当者の人数・活動時間(移動時間+配送先での滞在時間)・積載量のいずれかと、配送先リストを入力すると、効率よく配達できる最適なルートを算出し、自動で配送担当者の配送先を割り振る機能。活動時間または積載量から、その日の配送業務で必要となる最適な配送担当者の人数や車両台数を算出することができるほか、配送担当者の活動時間が均等になるような配送計画の算出も可能。
これまで、NAVITIME APIでは車での配送計画のみに対応していたが、ユーザーからの要望を反映してバイク・自転車・徒歩にも対応した。
また、各配送担当者の配送ルートも自動で算出され、バイク・自転車・徒歩それぞれに必要な条件を考慮した専用のルートを提供することで、配送担当者の安全な業務をサポートするとともに、高速道路への誤進入を防止するなど、安全に対する社会課題の解決にも寄与できるとしている。
移動手段別に考慮する内容
・バイク:排気量(原付バイクは高速道路を利用しない、排気量50cc以下の場合は二段階右折)
・自転車:坂道考慮(坂道の少ないルートを検索可能)
・徒歩:階段回避
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