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アマゾン、相模原市に物流拠点。国内最大規模のロボット導入

2024年03月18日 18時45分更新

神奈川県相模原市のフルフィルメントセンター

 アマゾンジャパンは3月18日、神奈川県相模原市にAmazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)を新設することを発表した。

 本拠点の延べ床面積はおよそ15万平方メートル(東京ドームおよそ3個分)、商品保管容量はおよそ4.2万立方メートルで、Amazon Roboticsを導入。相模原市のFCとしては2拠点目、神奈川県では5拠点目となる。

 Amazon Roboticsは、「Drive(ドライブ)」と呼ばれるロボットが「Pod(ポッド)」と呼ばれる専用の商品棚を移動させることで、働く人々の業務をサポートする。相模原市の新たな拠点は、およそ3000台のドライブとおよそ3万5000台のポッドを有し、Amazon Roboticsを備えた拠点としては国内最大となる。

 商品の棚入れや棚出しがより効率的になるほか、格納スペースの節約も可能となり、従来の固定された商品棚よりも最大およそ40%多くの在庫を保管でき、商品の品揃えも増やせるという。

 また、新拠点には紙袋自動梱包機を導入。Amazonは梱包資材削減の取り組みの一環として、段ボール製の箱の代わりに紙袋で配送する商品を増やすなど、梱包の簡素化を拡大しており、この取り組みをさらに進める。

 相模原市のFCでは、一日最大65万個以上の商品を出荷する。また、エリアマネージャー、職場の安全・衛生管理者、商品の品質管理者、設備の保全管理者、テクノロジーによる商品のピッキング・梱包・出荷作業などを担うポジションなど、さまざまな職種で数千の雇用を創出するという。さらに、地域社会との定期的な交流を通じて、特に子どもに向けた科学技術分野の学びの機会も提供していく。

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