末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢
第336回
Nokiaブランドのスマホは今後も出される! バービーとのコラボケータイ、モジュール型などに拡大するHMD
Nokiaブランドは継続、またもやリメイク路線か!?
残るNokiaブランドの端末は、どうやらフィーチャーフォンになる模様だ。「アイコン的なNokiaフォンも提供する」とHMDは発表している。同社は2017年のMWCで「Nokia 3310」のリメイクを発表、その後も「Nokia 8110」などのフィーチャーフォンを出している。
なお、修理可能な「リペアビリティ」についても言及がある。アップル、サムスンなど大手は何らかのプログラムを用意しているが、HMDによると2023年、欧州で販売されたHMD端末の4台に1台が修理可能なデバイスだったとのこと。2024年にこの比率は4台に3台になる予想という。最新の修理可能なデバイスは7月に登場を予定しているとのことだ。
HMDが披露したロードマップによると、5月に1台、7月に3台を発表するとなっている。発表からは、5月がNokiaブランドのフィーチャーフォン、7月がバービーフォンとHMD Fusion、最新のリペアビリティ端末? と考えるのが妥当だろう。
筆者紹介──末岡洋子
フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている
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