サンソフトは3月8日、PC(Steam)向けに『Ark of Charon』(アーク オブ カロン)を配信すると発表。配信時期は2024年内予定、価格などは未定だ。
本作はコロニーシムとタワーディフェンスが融合した新しいタイプのゲーム。世界樹が失われて、生命がいなくなってしまった世界で、プレイヤーは巨大な獣のような姿をした新たな世界樹となる「世界樹の苗木」を「苗床」まで導いていく。
苗床までの道中、危険な魔物たちが苗木に襲いかかってくる。「使い魔」たちを操って資源を集めたり兵器を建築したりして、魔物たちとの戦いに備えよう。
ゲームシステム
まずは地上で資源を集めよう。建築のための資材だけでなく、使い魔たちの空腹を満たすための食糧や、かつての生命が残した「失われたテクノロジー」を集められる。
苗木の背中にはさまざまな建築ができる。「コア」を守るための壁、魔物を倒すための兵器、使い魔たちが作業する部屋など、プレイヤーの戦略によってどのような建築をするのかは大きく変わる。
ただし、時間・資源・使い魔たちの体力、そして建物の重さや強度など、それらをうまく管理できなければ苗床までの旅は厳しいものとなるだろう。
準備ができたら移動開始。大きな獣のような姿を現し、世界樹の苗木は移動を始める。
移動中は世界樹の生命力に引き寄せられた魔物たちが容赦なく襲い掛かる。魔物たちは建物を破壊し、世界樹のコアを狙ってくる。使い魔と兵器を操り、魔物たちの攻撃から逃れよう。
※画面は開発中のものであり、実際のゲームとは異なる場合があります。
■サンソフト×アングー かつての戦友二人によって結実!
本作はサンソフトとアングーとの共同開発となる。アングーは、2015年2月にカプコン出身のベテラン数名でスタートしたゲームスタジオ。
「自分たちが本当に面白いと思えるゲームを世界中の皆さまへ」という信念のもと、面白いゲームを生み出すために企業文化、制作手法、仕組み作りを徹底追及し、世界最高峰のスタジオを目指しているという。
そしてなんと、現サンソフト部長の越知雄一氏とアングー代表の中川裕史氏の二人はかつて成功と苦労をともにした(越知氏 談)戦友だったという。二人のつながりと今のゲームにかける思いから、このパートナーシップが誕生した。
以下では、越智氏と中川氏のコメントをお届けしよう。
サンソフトプロジェクト 部長 越知雄一氏
「僕がサンソフトに入ったのは21年7月でした。これからのサンソフトを作るのに、レトロのIPも重要ですが未来に向かって新しいものを作りたい、という思いがありました。社内で進めるプロジェクトも準備しつつ、良いパートナーと今までにないものを作りたいと考えた時、昔成功と苦労をともにしたアングー中川さんの顔が思い浮かびました。
中川さんはすぐに首を縦には振ってくれませんでしたが、1年近いやりとりのうちに『Ark of Charon』を進めることになりました。
今までの開発は順調、と言い切れるものではありませんが、いろいろ試行錯誤を経てコロニーシム+タワーディフェンスという一風変わった、でも遊んでみると面白いものができたと思います。
皆さんに遊んでいただくのは少し先になりますが、アクションが得意なアングーさんの強みを活かしつつ、さらに楽しめるものにしていきます。ぜひ楽しみにしていてください。」
アングー代表 中川裕史氏
「『新しく生まれ変わるサンソフトから、世界中の方に楽しんで頂けるゲームを送り出していきたい!』そんなアングーのビジョンとも重なる熱い想いを越知さんから伺ったことが、このゲームを制作するきっかけでした。
サンソフトさんの皆さまと協力し、決して大きな規模のゲームではないのですが、可愛くて癖のあるキャラクターたちが活躍する魅力的で面白いゲームが出来上がりました。
まだリリースは少し先ではありますが、スタッフ一同で皆さまに楽しんで頂けるものを目指して頑張りますので、良かったらぜひプレイしてみていただければと思います。」
【ゲーム情報】
タイトル:Ark of Charon(アーク オブ カロン)
ジャンル:コロニーシム/タワーディフェンス
配信:サンソフト
開発:サンソフト/アングー
プラットフォーム:PC(Steam)
配信日:2024年中予定
価格:未定
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