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珍しい位相反転回路のバランス出力アンプを自作できる基板

2024年03月08日 10時00分更新

 ユニークな位相反転回路を採用したポータブルヘッドホンアンプを自作できる「面白いバランスヘッドホンアンプII基板」が千石電商 秋葉原本店にて販売中。ぽっけ氏が手がけた同人ハードウェアで、価格は2780円だ。

位相反転回路を使ったポタアンの工作キット。多くの製品を手がけているクリエイターによる同人ハードだ

 クリエイターいわく「面白い回路」(位相反転回路)を採用する、ポータブルヘッドホンアンプの工作キット。以前に販売された「おもしろバランスアンプ(P4-10161)」をベースにしたバリエーションモデルにあたり、従来電源に単三電池×4を使用していたところ、006P型電池が使用できるように出力回路が変更されている。

 アンバランス入力とバランス出力を備え、4.4mmバランスヘッドホン・イヤホンに対応。完成したヘッドホンアンプは、「低音を過度に誇張せず、細かい表現まで細やかに再現する」(クリエイター)などの特徴があるようだ。

組み立て後の完成イメージ。ALTOIDSミント缶に収まる大きさになっている

 なお、電源が006P型電池に変更されているのは、電子工作のケースとして広く採用されているALTOIDSミントサイズ缶に格納可能にするため。実際のミント缶にも格納できるほか、ショップでも600円ほどで互換形状の缶ケースが販売されている。

【取材協力】

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