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いまのところ欠点は……ナシ!万人にオススメの100点タイトル

探索、ドラマ、バトルすべてが一級品!『FFVII リバース』一番楽しかった想い出が現代によみがえる

2024年03月07日 15時00分更新

●“今”を全力で楽しもう!

 MAPの探索やミニゲームなどの“寄り道”、キャラクターの表情が豊かになったことへの“愛着”、万人向けで爽快感バツグンの“バトル”などについてここまで語ってきた。

 総じて言えるのは、オリジナル版を丁寧になぞりつつ現代のクオリティまで上手にアップデートしているということ。要素1つ1つの作り込みが凄まじいうえ種類まで豊富なものだから、制作の苦労は察して余りある。決して妥協を許さないスクウェア・エニックスの“本気”を感じた。

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召喚獣の演出もド派手! 召喚したあとはATBゲージを消費して指示を出すことで、強力な攻撃を繰り出せる。時間が経ったら必殺技を放ってから去っていく仕組みだ

 筆者は現在、チャプター7のコスタ・デル・ソル辺りを探索中だが、ここまでのプレイで一番印象に残ったのはジュノンでのルーファウス新社長就任祝賀パレードにおける“クラウド隊長”のイベントだった。

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指揮官に遅刻したと見とがめられて演舞の腕を披露すると、動きのキレを見込まれて「ミッドガル第七歩兵連隊」の隊長に任命されてしまう

 隊長として、ジュノンの街で思い思いに休憩時間を楽しんでいる隊員たちを招集していく。どうやらメットの形と色で一般兵か隊長かが見分けられるようだ。

 招集をかけた隊員は通りに整列して付いてくる。建物から出ると「お買い物はいかがでしたか!」「「「いかがでしたか!」」」(合唱)と元気よく声をかけてくることも。

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バーから出てきたら「祝賀会場の予約、ありがとうございます!」「「「ごちそうさまです!」」」なんて言われたりと、この人数相手におごることになっていて笑った

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今作では視聴率ではなく、大規模な演舞を行なってスコアを稼ぐ形式になっており、編成した隊員の種類で難易度が変わる

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オレンジ色の光がボタンのマークと重なるタイミングで同じボタンを押すミニゲーム。赤色は短く押す、青色は長押し、黄色は連打するルールだ

 無事に最優秀パフォーマンス賞および社長賞をゲットし、メインストーリーが進むとなんやかんやあって部下の兵士たちと共闘することに。いつもバッサバッサとなぎ倒してきた神羅兵が、すごく近しく感じるイベントだった。

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クラウド隊長の指揮に感銘を受け、騙しているのが心苦しくなるくらい慕ってくれている部下たち。「我らは一心同体です!」と同行を申し出る

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最後は「また、お会いできますよね?」「ああ、もちろん」と敬礼を交わして別れを告げます。将来、敵として出会わないでくれよ……!

 まだまだ物語は続く。というより、30時間プレイしてまだ序盤と言える範囲だ。ミニゲームの宝庫であるゴールドソーサーもあるし、ゴンドラデートイベントで誰が選ばれるのかも、今から楽しみで仕方ない。

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キャラクターの上にある顔マークの色で、現在のおおまかな好感度を確認可能に。これである程度は推しのキャラクターとのデート確率を上げられるかも?

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ちなみに筆者は現在、ティファが優勢な模様(青色>緑色)

 そのほか、本作の冒頭で描かれたザックスとエアリスたちの描写はなんだったのか、ルーファウスと話していたローブの男「グレン」は配信中のスマホ向けゲーム『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』に登場するキャラクターと同一人物なのかなど、オリジナル版に無かった追加描写がいろいろ気になっているところ。

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5年前に死んだはずのザックスがミッドガルへたどり着き、クラウド以外のメンバーが傷つき倒れていた。並行世界のお話だろうか

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神羅と戦争するウータイ側っぽい言動をする「グレン」。正直「誰?」ってなる人も多そう

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『FFVII エバークライシス』のファーストソルジャー編に登場するグレン(本編よりかなり昔の時代のお話)。もし同一人物なら、彼の物語が本編にどういう形で繋がるのか、そちらも追っていく必要がありそうだ

 その謎は本作の中で明かされるのか、3作目に持ち越すのか。いろいろと考察しながらプレイできるのは“今”だけ! そんな「FFVII」ワールドに浸ってワクワクする幸せな感覚を、存分に楽しんでいこうと思う。

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あぁ、いつか飛空艇ハイウインドに乗って、この大空を飛び回れる日が来るのだろうか!

 

【ゲーム情報】

タイトル:FINAL FANTASY VII REBIRTH(ファイナルファンタジーVII リバース)
ジャンル:RPG
販売:スクウェア・エニックス
プラットフォーム:PlayStation 5
発売日:発売中(2024年2月29日)
価格:
 通常版:9878円(パッケージ/ダウンロード)
 コレクターズエディション:4万9800円(パッケージ)
 デラックスエディション:1万5800円(パッケージ)
 Digital Deluxe Edition:1万1501円(ダウンロード)
 REMAKE & REBIRTH ツインパック:1万4278円(ダウンロード)
 REMAKE & REBIRTH Digital Deluxe ツインパック:1万5902円(ダウンロード)
CERO:C(15歳以上対象)

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