週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

UPDATE EARTH 2024「勇者技術研究所」出展ブース

前橋で一際存在感を放っていたこのロボットの正体に迫る!

2024年03月04日 09時00分更新

ファイバリオン

乗用車両変形ヒューマノイド「ファイバリオン」

 勇者技術研究所は3月2日、日本トーターグリーンドーム前橋で開催した「UPDATE EARTH 2024 ミライMATSURI@前橋」にてブースを出展。乗用車両変形ヒューマノイド「ファイバリオン」を展示した。

ファイバリオン

 ファイバリオンは、同サークルが開発した勇者ロボット基礎構造フレーム「ジェムストンフレーム」(GSフレーム)を、内部構造にもつ1号機ロボット。

 機体各部にドッキングポイントを持ち、装備を付け加えたり、ほかの機体と合体したり、さらなるカスタムも可能という。

ファイバリオン

機体の背後にある座席

 機体の背後にある座席に座って操作することを想定するというが現在は調整中。今回のブース出展では、外からの遠隔操作で実際に機体の一部を動かしてもらった。

ファイバリオン

担当者が腕を動かすとロボットも同じように腕を動かす

 使用者の腕の動きに合わせて、ロボットも同じように腕を動かす。ロボットはラグを感じないシンクロした動きを見せ、使用者の動きと見事に連動していた。重い荷物を持つ時にこのロボット操作はすごく便利そう。

ファイバリオン

口の皮膚は動き喋っているように見えるという

 ボディーで一番のこだわりポイントは「口の皮膚」という。口の皮膚は伸縮自在で、まるで喋っているかのように口元が動く。顔が固まったロボットのイメージを塗り替える、ファイバリオン独自のこだわりだ。

ファイバリオン

 今後は「立って歩く」ことを目標にしている。完成形は、立って歩ける「車」を想定しているようで、欲しい人がいるなら「売ってみたい」と、出展者は展開を語ってくれた。

 ロボット好きが歓喜する新しい車が誕生するかもしれない。今後に動向に期待しよう。

 社会人サークル「勇者技術研究所」の活動は公式サイトに随時更新している。ロボットの制作段階やイベントの出展情報などがアップされているので、ぜひチェックしてみてほしい。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事