「しんぴの水晶」は引きか否か
もうすぐ4.5周年という絶妙なタイミングで登場した回復装備の「しんぴの水晶」。ミネアの占いをモチーフにした装備のため、ある程度のランダム性が特徴になっているが、非常に強力な装備だ。その性能を紹介していこう。
①回復しながらバフをかけられる!
この武器が秀逸な1つ目のポイントは、メインスキル「いやしの占術」で全体回復しながら、まれに攻撃力か攻撃呪文の威力を上げるバフをかけられるところ。
「まれに」と付いているので確実ではないものの、本作で強い敵と戦っているときに回復の手を緩められないタイミングは多い。そんなときに回復しながらバフを更新できるかもしれないというのは、非常に魅力的だ。
②ステータス参照でバイキルトとマジックブースト×2を使い分け!
補助スキル「ラッキータロット」。仲間1人の攻撃力か攻撃呪文の威力を2段階上げ、占い結果に応じて限界突破やさらに攻撃力か攻撃呪文の威力を上げることがある、というもの。
当初スマートウォークでこの武器が紹介された際、筆者はこのスキルの意味が懐疑的だった。既存スキル「セラフィエール」のように、付く効果がランダムだったらどうしよう、と。
※セラフィエール:仲間1人の攻撃力か守備力か呪文威力いずれかを上昇
しかし実装後の注意書きを見て、その疑問は払しょくされた。ちゃんと使われた側のステータスを参照し、物理系ならバイキルト、呪文系ならマジックブースト×2がかかる使い分けができるというのだ。
※マジックブースト:呪文威力を1段階上昇
さらに、限界突破の判定の後にアップ判定が入るので、最大3段階の強化が一気に可能となることも。これはもはや唯一無二にして最上級のバフスキルと言える性能であり、非常に魅力的だ。
③手が空いた時にも無駄行動をしない
回復もバフもかけ終わって手が空いたターンがあれば、「凶兆のタロット」で敵全体にランダムの状態異常を付与できる。
そのほか、キアリクで麻痺の治療、ザオラルで蘇生が可能。いきなりスキルには「フバーハ」と「まもりのたて」まで付いてて、戦闘終了時にMP回復効果もある。万事において隙のない効果を備えており、非常に魅力的だ。
これを超えるほど魅力的な回復補助装備は、この先何年後に来るかわからない。よって、筆者としてはジェムを使ってでも引きに行くべき武器だと思う!
ただし、「ぷにぷに肉球ロッド」を現在使っている人だけは様子見を推奨する。
なぜなら、現在の環境はどちらかと言えば呪文より物理攻撃が強力な環境であり、バイキルトを使える肉球ロッドを持っていれば、そこまで大きなパワーアップには感じられない可能性が高いからだ。
「呪文威力2段階上昇」ができるのは現在この武器だけ(のはず)。だからそこに価値を見出すなら肉球ロッドを持っていても引くべきだが、そうでないならちょっと様子見したほうがいいだろう。
ではそれを踏まえたうえで、筆者の補助券+マイレージ30連結果をご覧いただこう。
うーん、頭のみで武器はナシ! もちろん水晶が当たったなら肉球ロッドから乗り換えるつもりだったが、世の中そう上手くはいかない。あとは4.5周年ふくびきが来るまで様子見しようと思う。
ところで筆者、いまだに回復防具がいま一つ揃っておらず、シリーズがバラバラのちぐはぐな装備構成で運用している。そのためミネアの頭装備が当たって一瞬嬉しかったのだが、よく考えたら頭はセラフィ装備が2つもあるのでイマイチな結果だった。せめてよろい上かよろい下だったなら……。
【ゲーム情報】
タイトル:ドラゴンクエストウォーク
ジャンル:位置情報RPG
プラットフォーム:iOS/Android
配信日:配信中(2019年9月12日)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金型)
<制作スタッフ>
ゼネラルディレクター:堀井雄二氏
キャラクターデザイン:鳥山明氏
音楽:すぎやまこういち氏
開発:コロプラ
企画・制作:スクウェア・エニックス
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX
© SUGIYAMA KOBO
※画面は開発中のものです。
※開催期間や内容は予告なく変更することがあります。
※詳細はゲーム内お知らせをご確認ください。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
※『ドラゴンクエストウォーク』は安全に遊んでいただくための機能「ウォークモード」を搭載しております。「ウォークモード」に 設定することでスマートフォンの画面を操作しなくても、周囲のモンスターと自動的にオートバトルが実行されます。また、モンスターとのバトル以外にも、近づいたかいふくスポットにも自動で触れるため、HPやMPの回復も自動的に行なわれます。
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