3分でわかる最新詐欺対策!
2024年は3月18日までサイバーセキュリティ月間。これは、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が啓発強化を目的として毎年この時期に制定しているもの。
今年は、セキュリティ対策の基礎知識を9つの動画で学べるサイバーセキュリティ対策9か条など、見ごたえのある動画コンテンツがアップされている。
とは言え、何本もの動画を長時間見るのは正直ツラい。そこで! 今回はせきゅラボが厳選したオススメの2本を紹介しよう。最近問題となっている「サポート詐欺」「フィッシング詐欺」の対策が3分以内でまとめられている。
サポート詐欺とは、突然画面がニセのセキュリティ警告画面に占拠され、記載されている電話番号に掛けると、電話の向こうには詐欺師が待っている。そして復旧の名目で遠隔操作アプリをインストールさせられたり、プリペイドカードを購入して番号を教えるように迫られたりする、というもの。特に高齢者の被害が目立っている。
いわゆる特殊詐欺のうち「架空料金請求詐欺」に分類されているおり、この手の詐欺は2023年に警察庁が認知しているだけでも5136件、被害額138億1000万円にも上る。件数で前年比175.8%、被害額でも前年比135.7%と大幅増となっており、この増加分の多くがサポート詐欺だろうと予想できる。
対策動画は、それぞれの詐欺の概要と対策、いざというときの連絡先を紹介する内容。3分で見られるので家族にも教えてあげると良いだろう。
【NISC】サイバーセキュリティ対策 フィッシング編
【NISC】サイバーセキュリティ対策 サポート詐欺編
週刊アスキーの最新情報を購読しよう