D4エンタープライズは2月27日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、コンパイルが1994年にリリースした『魔導物語 道草異聞(PC-9801版)』と、1992年にリリースした『LADY BONO!! 第3回』を同時配信した。価格は各990円。
『魔導物語 道草異聞(PC-9801版)』
ある日、ノリでダンジョンへと出かけたアルルとカーバンクルが目にしたものは……。ぷよの秘密が語られる『魔導物語』!?
ある晴れた日、アルルとカーバンクルはぼーっとしていた。とってもあったかくていい気持ち。
こんな日は……そう、こんな日は、「ダンジョンにもぐるしか!!」……とゆーわけで、2人はダンジョン行きを決定したのだった(こいつらってば相変わらず……)。
さて何が起こるのやら、さっぱり見当もつかない(だって目的がないんだもーん)。
ホンの気まぐれ、ヒマつぶしに入ったダンジョンには、いったいどんなオソロしい秘密が隠されているのか?(いなかったりして……)。
はたまた、いったいどんな変テコな……もとい凶悪な敵が潜んでいるのか、いざダンジョンへGOだいっ!!
本作は1994年に発売されたブックタイプのDS(ディスクステーション)#3に収録されていたRPG。ゲームシステムは『魔導物語1-2-3』をベースとしており、8×3の複数階で構成されたダンジョンを冒険する。
戦闘はランダムエンカウントのターン制バトルで、『魔導物語』ならではのかわいいグラフィックスはもちろん、ユニークな音声による演出は見どころといえるだろう。
シリーズの定番ともいえる、主人公の体力や魔力の残量やステータス状態が数字ではなく“言葉・表情・音楽”で表現されるファジー・パラメーターシステムも健在。程よい曖昧さがプレイに緊張感やアルルとの一体感を与えてくれる。
また、本作では“同色のぷよが4つ揃うと、なぜ消えるのか?”が語られることから、『魔導物語』と『ぷよぷよ』をつなぐ作品としても知られている。
紹介動画
特典
特典として、当時の説明書をPDFで収録している。
『LADY BONO!! 第3回(PC-9801版)』
正義の主人公レディ・ボノの活躍を描いたAVG第三弾!
悪の吸血鬼ミルキー・バーンにさらわれてしまった香の行方を追え!
本作は1992年のDS(ディスクステーション)98#16に収録されたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは正義の主人公ボイスター・ノウランジー通称(レディ・ボノ)となって、悪の吸血鬼ミルキー・バーンがいると噂される地球の“トアル女子校”に潜入。コミカルでユニークな物語が展開される。
本作は3作目となり、前作でバーンにさらわれてしまった香の行方を追う物語が楽しめる。
ゲームはコマンド選択方式のアドベンチャーゲームで、コンパイルならではのユーモラスな演出、テンポの良いBGMが相まって、物語はさくさく進んでいく。
さらに今回は、アドベンチャーゲームでありながら、RPGのような3Dダンジョンシーンなど登場。なかなかに臨場感のある探索が楽しめる。
本作は『LADY BONO!!』シリーズの第三弾にあたる作品で、本シリーズは全四部作に渡る壮大な(?)ストーリーが楽しめる。ぜひ第一弾からプレイし、レディ・ボノとミルキー・バーンのユニークなバトルを体験してみてはいかがだろうか。
紹介動画
特典
特典として、当時の説明書をPDFで収録している。
【ゲーム情報】
タイトル:魔導物語 道草異聞(PC-9801版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:コンパイル
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2024年2月27日)
価格:990円
タイトル:LADY BONO!! 第3回(PC-9801版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:コンパイル
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2024年2月27日)
価格:990円
©SEGA
©2024 D4Enterprise Co.,Ltd.
「魔導物語」はD4エンタープライズの登録商標です。
本作では、旧作のゲームを忠実に再現するため、一部に不適切な表現があります。あらかじめご了承ください。/p>
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