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「炎上」は規模も速さも拡大する一方。誹謗中傷の対策は?

2024年02月27日 18時00分更新

SNSのタイムラインが批判でいっぱいに……!

職場や学校など実生活に影響が出ることも

Q:「炎上」ってなに?

A:個人や企業などが発言したことや行動したことについて、多くの人々がSNSなどを使って批判を寄せ、最終的には収拾がつかないほどのコメントが集中するような状況になること。

 炎が勢いよく燃え上がっていく様子からそう呼ばれるようになった。また、最近ではネットでの発言に限らず、リアルでの言動についても「炎上」することが多くなっている。場合によっては誹謗中傷と判断されるコメントの応酬となることも。

 個人がSNSなどを通じて容易にコメントすることが可能になったことも炎上事件が頻繁に発生する理由の1つと言える。

 2024年2月には、前年に不倫疑惑で物議を醸した某料理人が、自身がSNSで発信したレシピについて「まさに貧乏人の○○」とコメントしたことで、それを目にしたユーザーが「失礼な」と反応、料理人もそれに応酬したことで「炎上」と報道された。

 この事例でもわかるように、客観的に見て実に些細なことですら炎上に至る時勢にあり、さらにこういったことをネットニュースが針小棒大に取り上げることもまた炎上を煽る1つの要因になっていると考えられる。

 なお、自身に向けられた批判が誹謗中傷だと感じた場合は弁護士に相談すると良いだろう。投稿者を特定する際に必要になるため、当該投稿はURLと時間がわかる状態で証拠保存しておくことをおすすめする。

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