焼鳥居酒屋、鳥貴族は「鳥貴ドッグ」シリーズを3月1日から期間限定で発売します。
名物の串焼き「もも貴族焼」を挟んだ「もも貴ドッグ」、同じく串焼き「むね貴族焼」を挟んだ「むね貴ドッグ」、さらに一品料理「トリキの唐揚げ」とタルタルソースを挟んだ「からあげドッグ」の3種類。
いずれも価格は360円で、3品合わせて30万食限定での提供。なくなり次第終了となります。
トリキ初のパンメニュー「鳥貴ドッグ」とは
鳥貴族ではパンメニューを発売するのは初めて。山崎製パンよりランチパックの期間限定商品として「ランチパック(焼鳥風)鳥貴族監修」が3月に全国発売することを記念して、この度商品化が実現しました。
こちらが「鳥貴ドッグ」です。
鳥貴族の焼鳥はドーンとした大きなサイズが特徴ですが、そのボリューミーな焼鳥がまるまる一本、串のままパンに挟まれています。いつもの焼鳥と違う点として、マヨネーズと紅生姜がトッピング。写真では見えませんが、パンには白ネギスライスが敷かれており、シャキシャキした食感がアクセントとなっています。
使用しているパンは、山崎製パンの関連会社であるイケダパンのコッペパン。しっとり食感が特徴のほんのり甘いパンで、鳥貴族オリジナルの焼鳥のタレと合うように工夫されています。
ホットドッグなのに串がついているのが見た目にも楽しいところです。そのままガブリといただいてもよし。串をほぐしてパンをちぎりながら少しずついただくのもよし。
紙のスリーブで串の根元の部分を指で抑えると、簡単に串を引き抜くことができます。
↑串の引き抜く様子はこちらの動画から。
ひとりで食べるのはもちろん、パンをちぎりてグループでシェアしても楽しくいただけそうです。
コーヒーも登場!ジョッキで飲めるのがうれしい
同時に、鳥貴ドッグのコンボメニューとして「コーヒー」各種が発売されます。
サントリー食品のコーヒーブランド「BOSS」とのコラボした、「アイスコーヒー/ホットコーヒー」「アイスウインナーコーヒー」「アイスカフェラテ」の3種類。こちらも各360円です。
BOSSは苦味が少なく、「鳥貴ドッグ」とも相性が良いとのこと。
実は「トリキバーガー」以前から構想があった
焼鳥といったらビールはもちろん(!)ご飯のおかずには間違いないですが、パンとの組み合わせは想像がつかなかったため、試食する前は「どうなんだろう?」とちょっと疑っていました。
ところが、焼鳥の甘辛いタレとふんわり甘いコッペパンは想像以上に相性がよく、とてもおいしくいただけました。紅生姜とマヨが入っていることで、タレの味がグッと引き締まるため、パンとのバランスが良いようです。また「からあげドッグ」はタルタルが絶妙で、パン屋さんに総菜パンとして並んでいてもおかしくない程の完成度でした。
鳥貴族らしさを楽しむなら、「もも貴ドッグ」か「むね貴ドッグ」。ボリューム満点にかじりつきたい時は「からあげドッグ」が私的にオススメ!
実は、パンを使用したメニューのアイディアはずっと以前からあったそう。創業間もない頃から、まかないとして焼鳥とパンを一緒に食べるとおいしいといった話が社内で広まるなど、自然と「鳥貴ドッグ」の構想が持ち上がっていたんだとか。
鳥貴族は居酒屋業態とは別途、ハンバーガー専門店の「トリキバーガー」を2021年より展開していますが、そちらより「鳥貴ドッグ」のほうがアイディアは先と言えるかもしれません。パンメニューの研究を重ね、虎視眈々と発売のタイミングをうかがっていたようです。ちょっと驚きですね。
また、コーヒーメニューは以前からアンケートなどを通じて多くの要望が寄せられていたそう。今回「鳥貴ドッグ」とコンボメニューとして登場しますが、「アイスコーヒー/ホットコーヒー」はレギュラーメニューに加わります。鳥貴族の利用シーンをさらに広げて、お酒を飲まないお客さんでも気軽に利用してほしい、という狙いがあります。
鳥貴族は基本的に夜の時間帯の営業ですが、昼から営業している店舗も一部あります。ランチでの利用や、夜間の軽食の利用に、ブラリと立ち寄ってみるのもいいかも!
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