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相席会話では「空気を読む」能力が求められる

飲みニケーションRPG『BAR ステラアビス』心がザワつく30時間プレイレビュー!オススメの一杯はコレだ

2024年02月29日 15時00分更新

筆者オススメのカクテル「アフターディナー」。ゲーム内価格で4万8800yenとお高めだが「攻撃時MP回復」の効果を発動できるので、早いうちに解放しておくと攻略が快適に!

 日本一ソフトウェアより2024年2月29日に発売された新作シミュレーションRPG『BAR ステラアビス』。本作は、酒と星座の力でキャラクターを強化しながら、訪れる度に姿を変える謎だらけの異世界を探索するゲームだ。

 対応プラットフォームはPlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switchで、価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに7920円となる。

 今回は日本一ソフトウェアよりソフトの提供を受けたPS5版のプレイレビューをお届けしよう。

バーの常連客との相席。カクテルを飲みながら話を聞いて相槌を打つ「飲みニケーション」能力が求められるのが斬新

飲んだら異世界へ赴き、常連客を仲間に迎えつつ探索しよう。仲間ごとに近接攻撃が得意だったり、遠距離攻撃が得意だったり特徴が違うのが面白い

バトルはマス目状に区切られたマップでキャラを動かすターン制のタクティクスシミュレーション形式。背後から攻撃するとダメージが大きくなったり、攻撃できる位置に仲間がいると連携が発動したりと、ポジションが重要なタイプだ

プロモーションビデオ第2弾

●疑心暗鬼なストーリー!もう誰を信じればいいのか……?

 風に運ばれてきたチラシに導かれ、裏路地の奥にある「バー・ステラアビス」に辿り着いた主人公。カクテルを一杯飲んで酔い潰れ、気が付くとそこは不思議な夢の中「ヨイの世界」だった。

 主人公はそこで「デッドシェイカー」なる存在に顔と腕を奪われ、現実に戻ってもバーから外へ出られなくなっている

 自身の顔と腕を取り戻してバーを出るため、「ヨイガミさま」のしもべであるティプシィに「サマヨイ」と名付けられて協力することになった主人公。「断罪場」なる場所に行くため、ヨイの世界を冒険して封印の杭を抜いていく。

主人公の敵「デッドシェイカー」。顔などを奪って現実世界へ出るのが目的に違いない、とティプシィは語っていた。ホントかなぁ?

封印の杭は見るからにヤバイ雰囲気なんだが……。ねぇねぇ、本当に抜いちゃって大丈夫?

 そしてデッドシェイカーは現実のバー・ステラアビスの常連客と内通している疑いがあるとのこと。主人公は常連客と話をして、内通者を探し出すことに。

ティプシィ曰く、デッドシェイカーが利用するのは「心が欠けた人間」とのこと。常連客の面々と楽しくカクテルを飲み交わしながら、心の闇を探りだそう

 筆者は現在、第三醒界(ステージ)まで攻略したところだが、もう誰を信じていいのかわからない状況だ。常連客のあの人か、いやこっちが怪しいかも? バーのマスターも気になるし、何ならティプシィやプレイヤー自身すら怪しく見えてきた(重症だ)。

 という具合に物語も気になる展開が多いので、ストーリー重視な人も安心してほしい。あれこれと考察しながらプレイしていくのが楽しい人には、とくにオススメだ。

主人公だけが見える謎のビジョン。バーではかつて殺人事件が起きていた? 犯人はいったい誰なのか……

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