個人的にいいなと思ったのは、開いた状態で片手に乗せても意外と安定感があること。作業中は机の上に開くスペースがなかったりしますが、そんな時でも開いて片手に乗せて、必要なビットが選べます。手が小さい人にはちょっと厳しいですけどね。
ちなみに、片手に持った状態で指を曲げていくと、クルッと巻かれてパチンと閉まります。ビットを選んだら片手で閉めて、すぐ横に立てるといった使い方が可能。手をぶつけてひっくり返し、ビットがそこら中に散乱する……なんて失敗を防げるのがいいですね。
ケースの形状が特殊ですが、中身はよくあるドライバーセットと同じ。メインのドライバー本体の下にはリボンがあって、これを引っ張るだけで簡単に取り出せるようになっています。電池ボックスなどで見かけるヤツですね。
ドライバー本体はロッド先端のホルダー部がマグネットになっており、ここにビットを付けることで様々なネジに対応できます。このロッドは伸びるようになっており、好きな長さで固定可能。奥まった位置にあるネジを回すときに活躍してくれます。
実物を見るまで心配していたビットの精度ですが、総じて高め。硬いバナジウム鋼素材でできていることもあって、安物によくある錆が浮いていたり、メッキがはがれかけてたりといったことはありません。もちろん欠けや潰れ、なめた跡といった不良もほぼなく、安心して使えそうだと感じました。
ちなみにビットの総数は120。使用頻度が高いものは2個、3個と入っているので、壊したりなくしたりしても安心です。
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