「一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会」が2月19日、設立された。
コミュニティマーケティングとは、事業者等が、製品やサービス利用者を対象として主宰する「コミュニティ」との双方向のコミュニケーションを通して、顧客同士の交流と情報発信を促すことで、顧客の製品・サービスへのロイヤルティー創出、向上に貢献すると共に、「1.顧客理解」、「2.顧客育成」、「3.顧客創造」を相互に連動させ、スケーラブルに実施するマーケティング手法。
昨今、コミュニティマーケティングがひとつのキーワードになり、BtoB、BtoCともに企業側のデマンドが増えるとともに、この分野専業のツールベンダーなども登場するなど、関連マーケットや情報流通が急速に拡大しているという。その流れの中で、コミュニティや「コミュニティマーケティング」をテーマに掲げる勉強会やコミュニティも増えつつある。
同協会の代表理事である小島英揮氏は、2016年から8年にわたり、コミュニティマーケティングに関する理解を深め、実践者を増やすためのコミュニティ「CMC_Meetup」を主宰。2016年11月から2024年1月末までの間、東京や大阪といった主要都市だけでなく、福岡、名古屋、沖縄、高知、札幌など、全国9都市で累計120以上のオンライン・オフラインイベントを開催し続けている。こうしたコミュニティマーケティングの普及・促進活動をより早期かつ広範囲に実現するため、今回、一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会の設立に至ったという。
同協会は、CMC_Meetupの運営支援を通じてコミュニティマーケティングの事例発掘、普及、啓蒙活動を推進。イベント・カンファレンスの開催や同協会が主催するコミュニティマーケティング講座の企画および実施、コミュニティマーケティングに関する調査や研究の実施に取り組むとしている。
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