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羽田空港にウォークスルー型の顔認証改札機。帰国がスムーズに

2024年02月15日 18時45分更新

羽田空港第2ターミナルに設置されたウォークスルー型の顔認証改札機

 パナソニック コネクトは2月15日、高見沢サイバネティックスと共同開発したウォークスルー型の顔認証改札機が、羽田空港第2ターミナルの日本人帰国手続き用ゲートとして採用され、実証実験の運用が開始されたことを発表した。

 財務省税関と出入国在留管理庁(入管)では、昨今の訪日外国人旅行者数の増加に伴い、旅客の利便性向上と水際対策の更なる効率化を実現するため、スムーズな入国審査・税関申告を目指す実証実験を1月31日から羽田空港第2ターミナルにおいて開始。

 出入国在留管理庁は2017年10月に顔認証ゲートを採用し、現在では全国7ヵ所の空港(羽田、成田、中部、関西、福岡、新千歳、那覇)で計209式を導入。日本人の出帰国手続きや外国人の出国手続きの審査に活用している。

 今回採用されたウォークスルー型の顔認証改札機は、Osaka Metroが2024年度末までに全駅に導入予定の製品。今回、羽田空港における一連の実証実験の内、「日本人の帰国手続き」において、事前に旅券情報・顔写真などの提供を済ませた旅客が本顔認証改札機を通ることで、ウォークスルーで手ぶら、ストレスフリーな帰国手続きを実現するという。

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