週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

気になる味は?

歓喜!あの「ペペロンチーノ」が大きくなったよ。セブン限定で発売中

2024年02月15日 17時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

懐かしの「ペペロンチーノ」が本格仕様で登場

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。まだまだ冬の寒さが続くと思いきや、関東ではふいに気温が上がって浮かれ気分です。このまま春になるといいのに。こんなうららかな日は、つい茶目っけ溢れる商品を買ってしまいます。

駄菓子のペペロンチーノがBIGサイズに

どこかでみたことある……!

 東京拉麺とエースコックがコラボした「ペペロンチーノBIG」。セブン-イレブン限定で2月6日から販売されています。

この商品、食べたことありますか?

 東京拉麺の「ペペロンチーノ」をご存じでしょうか? 1997年に登場したミニサイズの即席麺。価格は60円くらいで主に駄菓子屋さんで販売されていました(現在も販売中)。

こちらが駄菓子のペペロンチーノ。私は高校生の時、学校帰りによく買い食いしてました

 そう、おやつとして食べられる駄菓子の「ペペロンチーノ」なんです。特徴としては、お湯を注いいだままラーメンとして食べてもよし、湯切りして焼そばとして食べてもよし、の2WAY式です。

 今回、エースコック社が製造を手掛けて、通常のカップ焼そば同様のビッグサイズで登場。

 駄菓子同様トリコローレの目を引くパッケージです。見つけた瞬間、懐かしさのあまり釘付けになり、迷わず買ってしまいました。

ビッグサイズのペペロンチーノはどんな味?

「ペペロンチーノBIG」
店舗:セブン-イレブンで2月6日より販売
格:235円
重量:102g(めん90g)

 「ペペロンチーノBIG」は駄菓子のペペロンチーノと異なり、食べ方は湯切りする1WAYのみです。ちょっと残念……。

湯切りでの食べ方のみです

 作り方は、湯を注いで3分で湯切りして、小袋の「麺ほぐし香味油」をからませたら麺をほぐし、最後に「仕上げシーズニング」をふりかけて混ぜ合わせるという手順。

小袋が2つ

 駄菓子のペペロンチーノは粉末スープ1袋で味付けは完結したので、香味油とシーズニングの2つの袋が入っていることに、大人のペペロンチーノを感じます。

湯切りしてから、まず「麺ほぐし香味油」をかけます

透明なオイル

よく混ぜます

最後に「仕上げシーズニング」

振りかけます

駄菓子の粉末スープに雰囲気が似てます

 「仕上げシーズニング」は、粉の色の感じも駄菓子のペペロンチーノと近い雰囲気です。懐かしい気持ちが溢れてきました。

よく混ぜます

 出来上がりました! そっけない見た目のようですが、ところどころに赤や緑のシーズニングが散らばっています。これはまさに駄菓子のペペロンチーノと同じ見た目。

いただきます!

 ガーリックの強い風味と、独特の香味。この香味をなんと説明していいのか分からないのですが、おそらくバジル、パセリなどの洋風の香味を駄菓子的に表現したような、本家に共通した懐かしい味わいです。

 ほほぉ~、ガーリックの香ばしい感じは、「ペペロンチーノBIG」のほうが本格的かも。唐辛子も若干入っているようですが、駄菓子のペペロンチーノ同様に、あまり辛さは感じません。

 ポイントとしては、パスタのペペロンチーノとはまったく別物です。あくまで駄菓子のペペロンチーノの世界観を表現した味わいに仕上がっています。

麺が本格的なのに駄菓子っぽさがすごくある

麺がもちもち

 駄菓子のペペロンチーノを思い出しながら食べると、「ペペロンチーノBIG」は、一口目のパンチは思ったより控えめ。ですが、ジワリジワリと塩気の強さや、ポークエキスなどジャンクな味付けで、食べ進めるごとにヤミツキ度が増していきます。

 一番の特徴は、麺。もちもち食感が楽しめ、駄菓子のペペロンチーノよりしっかりした食べ応えがあります。また、香味油を加えていることで麺のすべりもよく、すすりやすいです。

 なるほど。駄菓子のペペロンチーノが印象をそのままにグレードアップしている!

 ただし、麺が本格的になった分、駄菓子の味付けとのギャップを感じてしまうのはいなめません。また、量がしっかり一食分あるため、ご飯として食べようとすると、やや味の濃さからもたれてしまう、といったネックもあるでしょう。

 ちなみに、カロリーは駄菓子のペペロンチーノが1食(36g)156kcalであるのに対して「ペペロンチーノBIG」は1食(102g)463kcalです。うん、しっかり一食分です。

醤油をちょい足しするとご飯に合う

 いやいや、駄菓子的な商品に、細かいことを言ってはいけない。あの駄菓子のペペロンチーノの味を大盛りで食べられるのだからそれで満足では……と独りごとを言ってみたり。

 結局、懐かしい商品を買っても、昔の自分を取り戻せないから、少しさみしい気持ちになってしまうのかな。なんて、春のまどいのような気分に。

 ともあれ、駄菓子のペペロンチーノの味をお腹一杯楽しめる商品です。あの味が好きな人はお試しあれ!

ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事