Luupは2月13日、宮城県仙台市にて、電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供を2月28日12時より開始することを発表した。
同社は、2019年より複数回に渡って仙台市内で電動キックボードの実証実験を実施してきた。仙台市はバス便が発達している一方で、全国的な運転手不足の深刻化やそれに拍車をかける「2024年問題」、バスによる移動が非効率な場合の代替手段の不足が課題となっているという。また、観光・旅行以外にも、ビジネスシーンにおける出張先としてもニーズが多く、街なかを短距離・短時間で気軽に移動できるLUUPとの親和性が高いとしている。
利用可能エリアは仙台市都心部。ポート数はおよそ60ポートを設置。車両台数はおよそ150台(電動キックボード75台、電動アシスト自転車75台を予定)。ポートと車両は随時追加予定としている。利用料金は、ライド基本料金50円+時間料金1分あたり15円。利用には、LUUPアプリのダウンロードと会員登録が必要となる。
サービス開始にともない、サービス開始初日には「仙台AER(アエル)」のアトリウム2階にて、電動キックボードの交通ルールの啓発イベントを開催。電動キックボードを初めて利用する仙台市民に正しい交通ルールを知ってもらうことを目指すとしている。
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