週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

冬のヘッドフォン祭 mini 2024で気になった新製品 by佐々木喜洋

2024年02月12日 07時00分更新

FiiOのカセットプレーヤー「CP13」も登場

 個人的にイベントで一番興味を引いたのは、FiiOのカセットテーププレーヤー「CP13」だった。国内でも約2万円前後で販売予定とのことだ。

CP13(上は試聴に使ったProject M)

 最新イヤホンで聞いてみたところ、意外なほど音質が高いのに驚いた。ヒスノイズの影響も少なく、クリアで良質な音楽再生を楽しめた。ヴォーカルの音が澄んでいて気持ちがいい。カセットテープの音が良くないと感じた理由のひとつには、イヤホンが未発達だったということもあるのかもしれない。

カセットの収納部

 試聴中、ボタンを押しても再生ができないので故障かと思ったが、実はA面が終わっているのに気が付いていないだけだった。カセットテープを取り出して裏返すことで、スムーズに再生できた。かつては普通にカセットテープ・プレーヤーを使用していたのだが、特有の動きを忘れていたことになる。自分自身でも驚いたが、それだけ長い時が過ぎたということなのだろう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事