3万円以下でFeliCaも搭載で機能十分な「OPPO A79 5G」は2台目スマホに重宝しそう
5000万画素の広角カメラはなかなか優秀
アウトカメラは広角(約5000万画素/F値1.8)+深度センサー(約200万画素/F値2.4)という構成。実質的にはシングルカメラで、最近の機種としては物足りなく感じるかもしれませんが、広角カメラの性能は結構良さげで、明るく鮮やかな色味で撮影できました。ただし、屋内での撮影は照明によって左右されるようで、AIをオンにしても画質が“今ひとつ”と感じることもありました。
インカメラは約800万画素/F値2.0で、自分撮りを楽しむには十分な画質が得られます。顔の輪郭や目の大きさなどを細かく調節できるビューティーモードや、背景をぼかすポートレートモードも備えています。
使ってから便利さを実感できる独自機能が充実
OPPOのスマホは、Androidをベースにした独自の「ColorOS」を搭載しています。OPPO A79 5Gの初期搭載OSは、Android 13がベースのColorOS 13。基本的な操作性は一般的なAndroidと変わらないものの、独自の便利機能が充実していることが特徴。
たとえば、ホーム画面の右下または左下から上方向にスワイプするとアイコン表示を引き寄せられる「アイコンプルダウンジェスチャー」。片手で素早くお目当てのアプリを起動できる便利な機能です。
画面上半分の左端または右端に設定したフローティングバーをなぞると表示する「スマートサイドバー」は、よく使うアプリを素早く起動したり、画面を分割してマルチウィンドウを起動したりできます。
画面のカスタマイズ性が高いことも魅力。壁紙や配色を変えるだけでなく、アイコンの大きさや形まで変更できます。また、夜間の利用に適したダークモードはブラック、ダークグレー、グレーの3色から選べるようになっています。
【まとめ】初めてのスマホだけでなく、2台目としても魅力
先述の通り、おサイフケータイに対応していることもA79の大きな利点。SuicaやPASMO、iD、QUICPayなど、これまで使っていた電子マネーを使い続けることができます。
防塵・防水はIP54。防水性能はIPX4(生活防水)と低めですが、うっかり濡らしてしまったら、速やかに拭けばよいというレベルなので、多くの人はさほど気にする必要はないでしょう。
セキュリティーロックは指紋認証に加えてインカメラでの顔認証にも対応しています。両方を設定してみると、顔認証のほうがスピーディーにロックを解除できました。持ち上げるだけで画面が点灯し、ロックを解除するとすぐにホーム画面が表示される設定にしておくことで、ロックをしていることを忘れるほどスムーズに使えました。
OPPO A79 5Gは、春に向けて発売されることもあり、主に若年層をターゲットにしていると思われます。しかし、ウェブやSNSをチェックしたり、音楽や動画を楽しむにも十分な性能を有しています。大人のサブ端末としても選択肢に加えてもいいでしょう。
「OPPO A79 5G」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.7型液晶 90Hz対応 |
画面解像度 | 1080×2400 |
サイズ | 約76×166×8mm |
重量 | 約193g |
CPU | MediaTek DImensity 6020(8コア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 13(ColorOS 13) |
対応バンド | 5G NR:n1/3/28/41/77/78 LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 /18/19/26/28/38/39/40/41/42 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | 約5000万画素 +約200万画素(深度) イン:約800万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh(33W対応) |
Qi | × |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | △/△(IP54) |
生体認証 | ○(側面指紋+マスク対応顔) |
SIM形状 | nanoSIM+eSIM |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | ○ |
カラバリ | グローグリーン、ミステリーブラック |
発売日 | 2月15日 |
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