パナソニック オートモーティブシステムズは2月6日、カーバッテリー「caos(カオス)」から新たに「caos ENシリーズ」3品番を発表した。3月初旬に発売する。
近年日本車への採用が増加しているEN規格バッテリー(欧州統一規格/European Normに準拠)を搭載する車は先進運転支援システムなどの常時電力を消費する機能を多く搭載していることから、それらに耐えうる大容量のカーバッテリーが不可欠となっている。同社では、あんしんの大容量と長期保証をコンセプトに業界最高水準の性能を目指して開発したという。
EN規格バッテリーはアイドリングストップ車用バッテリー(JIS規格)などと比較して、バッテリー本体の高さが低いことから液面高さも低くなり、極板上部の液量が減少。海外のENバッテリーは平均気温の低い欧州向け設計のため液量が少ない場合が多く、平均気温の高い日本では液減りトラブルのリスクが増加する。caos ENシリーズでは独自の設計により、当社従来品と比較して減液抑制性能をおよそ1.6倍に向上させ、極板上部の液量も確保して液減りトラブルを低減。
独自の大容量化技術を盛り込むことで、「3年間または6万km(いずれか早いほう)」の業界最高水準の長期保証を実現。
容量51Ah(CCA350)/62Ah(CCA460)/72Ah(CCA600)の3品番をラインアップ。価格はいずれもオープンプライス。
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