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ポイント付きまくり競争が始まった! 三菱UFJカードvs.三井住友カード

2024年02月06日 07時00分更新

 「新NISAクレカ積立最大5%還元」「年間100万円支払いで年会費永年無料」「今年4月からTポイントと統合するVポイント」と並べればきりがない程、クレカ界隈やポイント界隈で猛威を振るう三井住友フィナンシャルグループ。そして、この勢いに後塵を拝してきたのが業界トップである三菱UFJフィナンシャル・グループです。

 僕自身、三井住友のゴールドカードもOliveゴールドも持っているし、だから当然口座も持っています。ただ給与振込、僕で言うとギャラの振込は20歳で吉本興業に入ってから今までずっと三菱UFJ銀行(当時は三和銀行から始まりました)。だからやはり三菱UFJにも頑張ってもらいたいと思っています。そんな中1月31日、グループのクレカ部門である三菱UFJニコスからキャンペーンの発表が届きました。遂に反撃の狼煙が上がったのです。

※記事の配信先によっては画像や表組みが正しく反映されないことがあります。その場合はASCII.jpの記事をご覧ください

三菱UFJカードで最大19%ポイント還元

【対象の三菱UFJカードなら対象店舗のご利用でグローバルポイント最大19%還元】

期間:2024年2月1日〜7月31日
内容:ポイント優遇加盟店での対象カードの利用と、各種サービスの登録などに応じて最大19%相当のポイントが貯まる(1ポイント=5円換算の商品に交換した場合)
上限:利用期間中2万9000円まで
各利用期間:(1)2024年2月1日〜4月30日、(2)2024年5月1日〜7月31日
※キャンペーン登録必須

 今回のキャンペーンは「最大19%」と書いていますが、各種条件を達成した場合の特典(15%)と期間限定特典(4%)を合算した還元率です。はっきり書けば、完全に三井住友の「ポイントアッププログラム」を意識したキャンペーンです。

 分かりづらい上限と2回に分かれている利用期間の説明をすると、(1)の期間に2万9000円、(2)の期間に2万9000円が上限ということです。6ヵ月間で5万8000円ではなく、3ヵ月ごとに2万9000円。だから7月に4万円使っても、対象になるのは2万9000円のみとなります。

 知られてないかもしれませんが、もともと「三菱UFJカード」は対象店舗では5.5%還元されるカードなのです。僕の記憶が正しければ「三井住友カード」が「対象店舗5%還元」を打ち出し、負けじと「三菱UFJカード」が5.5%還元で追随。そして現在「三井住友カード」がスマホのタッチ決済で「対象店舗7%還元」を実現させたと思います。

 そして対象カードは3つです。

対象カード

1. 三菱UFJカード(初年度年会費無料、年1回のショッピング利用で翌年度も無料→利用がない場合、年会費税込1375円)
2. 三菱UFJカード・ゴールドプレステージ(Web入会で初年度年会費無料、翌年年会費税込1万1000円※登録型リボ「楽Pay」による年会費優遇あり)
3. 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費2万2000円)

 今回は一番スタンダードなクレカである「三菱UFJカード」を「三井住友カード(NL)」と比較しながら、どちらが上か? ではなく、「三菱UFJカード」は「何に使えばお得なのか?」を検証。キャンペーンを紐解いていきたいと思います。

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