みらい翻訳、個人向け翻訳サービス「みらい翻訳 Plus」をスタート(1月30日)
最後に日本のニュース。
国産翻訳サービスの雄である「みらい翻訳」が、ようやく個人向けサービスに本格参入する。
特徴は「無料でも有料でも、再学習にユーザーの入力したコンテンツを一切使わない」こと。安心さを差別化要因として、海外大手と対抗しようという考え方だ。
面白いのは、ニューラル翻訳AI(NMT)と生成AI(Azure OpenAI Service)を組み合わせていること。同社の鳥居大祐CEOは、「現在の学習モデルだとNMTの方が翻訳は正確。パラメータ数もLLMに比べ100分の1から1000分の1であり、負荷の面でも圧倒的に有利」と説明する。その上で、翻訳「する前の文面」作成や、翻訳後の加工などにはLLMを活用する。適材適所で組み合わせる考え方だ。
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