サムスン電子ジャパンは1日、Androidスマートフォンの新製品「Galaxy S23 FE」を発表。実際の製品は、2月9日にKDDIから発売される。au Online Shopでの一括販売価格は8万8000円、「スマホトクするプログラム」利用時の実質負担金は5万2900円。
9万円を切る価格でフラグシップ機に近いAndroidスマホ登場!
エントリーかハイエンドかの二択からの抜け出しを狙う
Galaxy Sシリーズの「FE」が付くモデルは、海外では2020年にGalaxy S20で初登場。当初は「Fan Edition」としてGalaxyファンの意見を取り入れ、特徴的なカラバリを採用するなどしていたが、現在はそうした略称ではない「FE」として、韓国やインドなど、一部の国で展開している。
Galaxy S23 FEの狙いとしては、日本国内でのAndroidスマホが、価格が売りのエントリー~ミドル機と、15万円を超えるようなハイエンド機に二分化されている状況への対応という面がある。エントリー機では価格相応の使い勝手に留まる一方、高額なハイエンド機は特に若年層には手が届きにくい。となると、各キャリアが積極的に割引販売をするiPhone(特に1世代前のモデル)にユーザーが流れるのは正直必然といったところ。そこで今回、フラグシップ機のテクノロジーやデザインといったコアな価値を持つモデルを、購入しやすい価格で用意したわけだ。
Snapdragon 8 Gen 1と最新Android 14との組み合わせ
望遠レンズや独自のカメラ機能が無印iPhoneに対する強味
スペック面では、SoCはSnapdragon 8 Gen 1。世代的には若干古くなるが、最新のAndroid 14との組み合わせで、現行ハイエンドにほぼ見劣らない快適さで利用できる。ディスプレーは通常モデルのS23やS24より一回り大きい6.4型有機ELで、120Hzリフレッシュレート対応。メモリー/ストレージは8GB/256GB。
カメラはもちろんアピールポイントの1つで、5000万画素のメインカメラに、超広角1200万画素、光学3倍の望遠800万画素の3眼構成。望遠カメラを搭載している点は、無印のiPhoneに対するアドバンテージと言える。
ナイトセルフィー/ナイトポートレートといった暗い場所での強さはフラグシップ機譲りで、自撮りをナチュラルに盛れる補正機能、写真に写り込んだ人やモノ、影などをワンタップで消せる「オブジェクト消去(AI消しゴム)」といった多彩な機能も用意されている。
バッテリー容量は4500mAhで、FeliCaやIP68の防水・防塵に対応、無線LANはWi-Fi 6Eをサポート。フレームはアルミで、カラバリはミント/クリーム/グラファイトの3色が用意されている。
なお、3月31日までに「Galaxy S23 FE」に機種変更をし、対象料金プランと補償サービスに加入すると1万1000円引きのキャンペーンが実施されるほか、2月10~12日(11~18時)までの3日間、K-POPボーイズグループ「EPEX」とコラボした体験イベントを、東京・銀座の「GINZA 456 Created by KDDI」で実施。EPEXの独占インタビュー映像を限定公開するほか、等身大映像やアクリルスタンドとの撮影体験、限定ポストカードのプレゼントなどが用意されている。詳細は以下のURLで(https://ginza456.kddi.com/contents/galaxys23fe/)。
au「Galaxy S23 FE」の主なスペック | |
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メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 6.4型有機EL 120Hz対応 |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約76×158×8.2mm |
重量 | 約209g |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 256GB |
OS | Android 14 |
無線LAN | Wi-Fi 6E |
カメラ画素数 | 約5000万画素 +約1200万画素(超広角) +約800万画素(光学3倍) イン:約1000万画素 |
バッテリー容量 | 4500mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○(IP68) |
生体認証 | ○(指紋+顔) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ミント、クリーム、グラファイト |
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