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鉄拳8が60fpsで張り付きでプレイ可能!RTX 4060搭載でゲーミングノートPCの高い性能に納得

2024年01月25日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●ジサトラハッチ
提供: マウスコンピューター

話題を集める格闘ゲームでパフォーマンスをチェック

 ここからは、「G-Tune P5-I7G60BK-A」のパフォーマンスを試していこう。まずは、Razerからレバーレスアーケードコントローラーが登場するなど、人気再燃中の格闘ゲーム『ストリートファイター6』と『鉄拳8』で試してみた。パフォーマンスチェックには、『ストリートファイター6』の公式ベンチマークと、『鉄拳8』の体験版を利用した。

 ともに画質設定は最高になるように調節。『ストリートファイター6』はベンチマークのリザルト。『鉄拳8』はCPUとの対戦中のフレームレートをチェックしてみた。両ゲームとも対戦では、ハードウェア格差を無くすために、フレームレートの上限は60fpsになっている。

『ストリートファイター6』ベンチマークのリザルト画面

 『ストリートファイター6』の描画負荷はあまり高くないので、フルHD解像度、最高画質でのスコアは100点満点を獲得しており、不安なく格闘対戦を60fps張り付きで楽しめる。

 GPU負荷が高めになる『鉄拳8』は、体験版で選べる3つのバトルステージ「URBAN SQUARE (EVENING)」、「YAKUSHIMA」、「SANCTUM」で、ヒートスマッシュなども使いつつCPUと対戦を行ったが、フレームレートは60fpsを維持していた。あくまでも体験版でのテストではあるが、ストリートモード「The Dark Awakens」の風間仁と三島一八とのバトルも、快適にプレイできた。

『鉄拳8』体験版の画面

カクツキなどを感じることなく、プレイを楽しめた

144Hz駆動を活かしたゲーミングも楽しめる

 次は144Hz駆動を活かせ、人気衰えないeスポーツゲームタイトル『Apex Legends』を試していこう。フレームレート144fpsの上限を外し、射撃訓練場を一定ルート移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録した。

 画質は最も高くなるように設定(スポットシャドウディテールは高)したほか、144Hz駆動の液晶パネルを活かすように、画質設定を「高」や「低」に落としたカスタマイズ設定もチェックした。

Apex Legendsの画質カスタマイズ設定

 平均フレームレートは最高画質でも、余裕で144Hzを超えの結果を出している。1パーセンタイル点も、画質を下げることで144Hz張り付きとはならないが139.6fpsまで伸びている。高リフレッシュレート駆動の恩恵を十分引き出せている。また、より描画負荷の低い『VALORANT』や、『Rainbow Six Siege』なら、余裕で144Hz張り付きプレイを実現可能だ。

定番ベンチマークの結果も不満なし

 最後に定番ベンチマークの結果も確認していこう。まずは「3DMark」だ。テストプリセットには、APIがDirectX 12で、WQHD(2560×1440ドット)解像度で実行される「Time Spy」と、DirectX 11、フルHD解像度の「Fire Strike」を実行した。

「Time Spy」の結果

「Fire Strike」の結果

 結果は「Time Spy」の総合スコアが10499、Graphics scoreが10265と好調なスコアを記録し、テスト中のフレームレートもGraphics test 1が68.55fps、より負荷の高いGraphics test 2が57.64fpsとWQHDゲーミングも楽しめる結果を出している。

 解像度がフルHDになるのもあり、「Fire Strike」のスコアも良好だ。とくに平均フレームレートは144fpsには届かなかったが、Graphics test 1が130.54fps、Graphics test 2が108.82fpsと快適なゲームプレイが可能だ。

 続けて「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を、フルHD解像度、最高品質で実行すると、スコアは”非常に快適”指標となる1万5000ポイントを余裕で超え、平均フレームレートも150fps台を記録している。

 今後の大規模アップデートでグラフィックスの向上が予定されている「ファイナルファンタジーXIV」だが、このスコア、フレームレートならアップデート後も安心してプレイできそうだ。

ゲーム以外のパフォーマンスも不安なし

 最後はCPUの処理能力をチェックする「CINEBENCH R23」や、PC全体のパフォーマンスをみられる「PCMark 10」を実行していこう。

 「CINEBENCH R23」は、16スレッドだけあってマルチコアは12595と良好なスコアを記録している。この結果はアプリケーションの起動から、文書や表計算の作成、写真や動画の編集までのパフォーマンスをみる「PCMark 10」のスコアにも出ている。

 スコアの詳細を確認すると、ウェブブラウジングなどの日常使いのパフォーマンスを測るEssentialsは1万スコアにわずかに届かなかったが、ビジネスワークを測るProductivityと、写真、動画のコンテンツ制作のパフォーマンスを測るDigital Content Creatiionは1万超えのスコアを出している。ゲーム以外の用途でも活躍できること間違いなしだろう。

「Cinebench R23」の結果

「PCMark 10」無印テストの結果

場所を選ばずにゲームを楽しめる1台に

 「G-Tune P5-I7G60BK-A」は、3Dの女の子が可愛いとも言われ注目を集めている『鉄拳8』といった最新格闘ゲームや、リフレッシュレート144Hz駆動の液晶ディスプレイを活かせる定番FPSゲームの『Apex Legends』を楽しめるグラフィックスパフォーマンスを有する。

 また、日常、ビジネス、写真などの編集をスムーズに行える実力を示した。フルHDゲーミングを楽しみながら、学業やビジネスワーク、写真の編集、管理などを楽しみたいという人の、選択肢のひとつにオススメだ。

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