Nishikaは1月12日より、高精度AI文字起こし・生成AIによる会議録特化型要約を行う「SecureMemoCloud」のβ版を公開した。無償でのトライアルを提供している。
同社は、「企業の会議を全てデータ化する」を目標に掲げ、クラウド不要でセキュア、かつ世界最高水準という精度を示すAI文字起こしソフトウェアSecureMemoを提供している。全ての処理を完全にオフライン環境で実行できる点が特徴で、警察、医療機関、学術機関、民間企業IR部門などに導入されている。
今回、クラウド版への要望が多かったことから、SecureMemoと同等以上の性能の音声認識AIを搭載し、さらにChatGPTによる会議録特化型AI要約機能を搭載したSecureMemoCloudをリリース。2023年10月にトライアル版として先行公開していたが、法人の利用を想定し、メンバー間でのデータ共有が可能なβ版としてリニューアルし、公開した。
引き続き、コア機能である音声認識機能(Whisper活用)、話者特定機能(独自開発)、会議録要約機能(ChatGPT活用)については無償でトライアル可能。
また、正式版リリースに向けて、会議音声に特化した音声認識AIファインチューニングによる精度向上、発話内容編集、ウェブ会議連携(Zoom、Teams、Google Meet)、リアルタイム音声認識などのアップデートを予定している。
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