LINEヤフーは1月18日、「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)にて、画像から似ている商品や人物などを検索できる「カメラ検索機能」の提供を開始した。
LINEヤフーでは、これまでAndroidアプリ「Yahoo!ブラウザー」で、検索したいものや人物の名前が分からないときなどに、画像を使用し、文字入力なしで検索できるカメラ検索機能を提供してきた。今回、Yahoo! JAPANアプリでもカメラ検索機能を導入した。
本機能では、自分で撮影した画像や端末に保存してある画像を使用して、商品や有名人、類似画像を文字入力なしで検索できる。
商品を検索した場合、写真や画像と似た商品が表示される。トップスやバッグ、靴などの「ファッション」カテゴリー、照明やこたつなどの「インテリア」カテゴリー、カメラやエアコンなどの「家電」カテゴリーに対応し、順次対象カテゴリーを拡大予定。
名前の分からない有名人を調べられる「有名人検索」では、自分や友人、家族などの写真から似ている有名人を探すといった使い方もできる。独自のAIを用いた画像解析技術で顔の位置やパーツを検出し、顔の特徴を数値化して、似ている有名人を類似度が高い順に1位~3位まで判定、表示される。現在はウェブ検索数の多い有名人を中心におよそ5800名を検索でき、対象人物は順次拡大予定としている。
検索結果には、有名人の名前・関連画像・プロフィールなどが表示されるほか、ウェブ検索・動画検索・Yahoo!リアルタイム検索などさまざまな検索機能を通して、幅広い情報に触れられる。また、「関連検索ワード」には、有名人の名前と一緒によく検索されているワードが並び、世の中の興味・関心も同一ページから検索できる。
また、画像と似ている画像や関連するウェブサイトを探せる。撮影した写真と似ている写真を探したいときや、犬、猫、花、など動植物の種類を調べたいときに活用できる。
さらに、カメラ検索機能を起動後、右下のアイコンをタップするとQRコードやバーコードを読み取れる。QRコードを読み込んだ場合は、指定のURL等に遷移する。バーコードの場合は、バーコードナンバーを検索できる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります