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集中の度合いを検知し、ナビゲーションに応用

マクニカが開発中、脳波を用いた運転支援システムを体験した

2024年01月18日 20時00分更新

文● 貝塚/ASCII

脳波の測定をしながら運転のシミュレーションを実施した

脳波を運転の支援に活用

 米国ラスベガスで開催されたCES 2024で、マクニカが、開発中の運転支援システムを披露した。

絶えず人が訪れていたマクニカのブース

 脳波の変化を測定することで、ドライバーの運転に対する集中度を分析。集中の度合いが低かったり、疲労の指数が上がっていたりすると「快適に運転できる状態ではない」とシステムが判断し、気分転換になる道へ案内したり、音楽や照明などを通じて、リラックスできる環境を作り上げたりするといった用途を見込んでいる。

脳波を測定するための機器

 展示されたデモは、脳波を測定するための機器を頭部に装着しながら、運転のシミュレーションをするというもの。脳波をリアルタイムで測定しながら、「サーキットを高速運転するモード」と「幅寄せ、割り込み、激突などの煽り運転を受けながらハイウェイを運転するモード」の、2つのモードを体験した。

煽り運転の体験を実施

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