フリーは1月16日、個人向けのfreee会計において、LINEアプリと連携することでfreee会計の主な機能の一部がLINE上で利用できる「LINEでfreee会計」のサービスを提供開始した。
多様で柔軟な働き方が広まり、副業として個人で事業を行う人も増える中で、「より手軽に、時間をかけずに経理作業を行いたい」というニーズが高まっているという。そうした声に応えるために、今回、LINEでfreee会計サービスをリリース。
「freee公式/確定申告」のLINEアカウントを友だち登録した後、LINEトークルーム内でfreee会計と連携することで、「収支レポート確認」や「レシート保存&取引登録」等の機能を利用できる。個人向けfreee会計の有料プラン契約中またはお試しプラン体験中のユーザーのみ利用できる。
本サービスにより、個人事業主がブラウザーやfreee会計アプリを開くことなく、普段使っているLINE上で、手軽に日々の経理業務や収支の確認が可能になる。
LINEでfreee会計では、トークのメニューから収支レポートを選択することで収支状況が確認できる。収入および支出の内訳もLINE上で確認可能。
レシートの画像、または領収書や請求書のPDFをLINEのトーク画面にアップロードすると、freee会計上に同期され、レシート等の電子保存が完了する。また、アップロードしたレシート等の取引登録(勘定科目等の登録)もLINE上で入力できる。freee会計では、全てのプランで電子帳簿保存法に対応しており、本機能でも法令に則った保存が可能だ。
補足機能として、「個人事業主の皆様に寄り添うAIコメント(β版)」も備え、収支レポートの画面で、「AIコメントを聞いてみる」を選択すると、AIコメントが返ってくる。ちょっとしたヒントが欲しいときや気分転換の際に利用できる。なお、本機能はβ版となり、利用者からのフィードバック等を収集し、AIコメントの精度を改善していくという。
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